2010/02/28

書道の練習


 まだ筆ペンレベルですが、毛筆で字を書くと集中できて、意外とストレスの発散になります。

一箇所にまとめて保管しております(日付はダミー)。全くの自己流ですので、詳しい方アドバイスのほどを。この投稿の画像は、作品の一部を加工したもの。

【今日の言葉050】

他人と同じことをするほうが、他人と違うことをするよりも、じつはリスクが大きい。

#「他者が100ならわが社は105、110程度のものを」では革新的な、大きな差がある商品、すなわち「異質の質」は生まれてこない、と説く。重要なことは他者との競争ではなく、消費者にないものをという発想です。私の好きな経営者、花王もと会長の常盤文克氏の「モノづくりのこころ」より。この本は名言の宝庫ですよ。

サバブシとレタスの韓国風サラダ(番外)


 今回は番外編でワインは出てきませんが、多分白ワインにあうサラダをご紹介。左上は子供関係の友人のご家族からいただいた、屋久島の焼酎とサバブシ(鰹節のように硬くなく、スモーク風味の柔らかい食感)。右上のように手で裂いてマヨネーズで食べるのが定番で、もう焼酎が止まりません !

 で、今回紹介するのはそのサバブシを使ったサラダ(左下)。昨日の焼肉に取り合わせてみた。オリジナルは、ケンタロウさんの焼きサバをつかったサラダで、今回はこのサバブシがベストマッチなのではないかと。野菜はレタス・きゅうり・長ネギ。それにサバブシを混ぜるだけ。ポイントはソース。このブログではレシピはそれほど詳しく紹介しないのだけれど、これはソースが決め手なので、「ケンタロウ”魚!”ムズカシイことぬき!」(講談社)より抜粋。

 おろしにんにく、おろししょうが各少々、ごま油、水、各大さじ1、コチュジャン、みそ、醤油、各小さじ1、砂糖、小さじ1/2、あとは好みで松の実(なくてもよい)、白いり胡麻、塩。で、最大のポイントは手元でかける一味唐辛子! 辛いのがすごく合うんです。ぜひお試しを。

 あと、右下は牛肉のユッケ。ちょっと暖かくなってくると、こういうのも美味いですね。

2010/02/25

赤ワインに合うブリ照焼き

 手前はブリの照焼きだが、ソースはしょうゆ・砂糖に赤ワインが入っている。付け合せは山芋とエリンギの焼いたの。右奥はポテトにアンチョビとチーズをのせて。左奥はチキンにパプリカ。ドレッシングで。

 ワインは今日2本2000円で買ってきた、フランス産の地ワイン(ヴァン・ド・ペイ)。2009年のパリのコンクール受賞と書いてあり、これは結構いけた。


2010/02/13

ワインにあうイタリアンすき焼き

 赤ワインに会うイタリアン風すき焼き。最初にニンニクの微塵をオリーブオイルで炒めてから、割り下と具材を投入。ポイントはご覧のとおり、トマトが入ること。これで結構、赤ワインにあう味になる。

 シメは、肉汁とトマトの酸味が回った割り下に、ケチャップをまぜてナポリタン・スパゲッティーに。大人は少しタバスコを入れる。
 本日のワインは普通のデイリーワインなので割愛しました。(あれ?このコーナーの趣旨が。。。)




2010/02/10

【今日の言葉049】

問題提起は芸術家のように、

 状況把握は科学者のように、

  本質追及は哲学者のように、

   構想計画は政治家のように、

    具体策はビジネスマンのように、

     手順化は技術者のように。


#やはり適切な問題を定期するのが難しい。適切な問題設定ができれば、80%は解決したようなものだ、という言葉もありますね。

2010/02/09

品質工学の真髄に迫る!「上級タグチメソッド」レビュー


 前書「入門パラメータ設計」に続く、上級向けの解説書「上級タグチメソッド」が出版された。技術開発のマネジメントにまで触れたレベルの高い1冊だが、機能の考え方と標準SN比の関係を再認識するだけでも、目から鱗がおちる可能性が大である。

 これまで必ずしも明快に解説されていなかった、「基本機能」と「目的機能」の意味、そして、どのようなフェーズでどのようにして使うべきかがすっきりと説明されている。また、基本機能の場合にこそ標準SN比を使って、完全な2段階設計を実施すべきことも理解できる。また、エネルギーを評価するということを通して、基本機能、SN比、損失関数、加法性、再現性、といった一気通貫の哲学も理解できる。

 詳細は本書にゆずるが、基本機能で研究開発するということを知ることで、技術開発の体制やマネジメントの問題点が浮き彫りになる体験をするだろう。田口賞が制定されてから未だ、研究開発段階で品質工学を体系的に取り入れた企業が表彰されていないところからみても、基本機能での2段階設計の完全適用開発は行えていないのが現状だと思われる。開発案件ごとにシステムや目標仕様が決まっており、その中で目的機能の安定性を最適化、場合によっては性能とのバランスをとって製品化という流れになっていることが多い。

 従来のタグチメソッドのテキストやコンサルでは、あまりにも感度や性能のチューニングはあとでよいということを強調しすぎてはこなかっただろうか。ロバスト設計の前にチューニングで性能があわせこめるという前提を省いた物言いが多かったように思う。そのため、2段階設計のロバストが先だという話を前面に押し出しすぎると「性能も出ていないのにロバスト設計どころじゃないよ」と、見向きもされない、ということはなかっただろうか。

 そこで、開発の順序を「性能の確保(技術の目処付け)」⇒「ロバスト設計」⇒「製品仕様ごとのチューニング」の流れで実施するということを本書では提言している。つまり、まず全条件で性能目標を達成できる見込みを得てからロバスト設計を行うのである。

 他にも、標示因子がある場合のSN比の作り方や、信号因子の種類わけの考え方など、意外とこれまできちんと解説されていなかったようなことが、類書との重複がなく記載されている。きちんと理解したい方、真髄に迫りたい方は必読の一冊である。ただし、本書の内容の実践にはかなり険しい道(マネージャーも技術者も)が待っていることは付け加えておきたい。魔法の杖ではない。

2010/02/07

ラムのハーブ煮込みと激安白ワイン

 ラム善さんのラム肉(ラムチョップの項参照)を、ジャガイモ、にんじん、セロリなどの野菜と一緒にビールで煮込んで、ハーブ(オレガノタイム、ローズマリー)で仕上げた、欧州田舎風の煮込み料理(でも、味付けには醤油も隠し味で使用)。

 右は大根を使ったグラタン。奥はアボカドとトマトのサラダ(味付けはオリーブオイル、塩コショウ、レモンだけ)。

 白ワインはウルフ・プラス・イーグルホーク・シャルドネ2008。
これの触れ込みは、人気雑誌「一個人」の極旨ワイングランプリのシャルドネ部門の第1位に輝いたものだそうで、それでも値段はたったの924円。確かに、濃厚さもフルーティさもあり、上記の料理と組み合わせても、力負けしない感じ。これはデイリーの白にはもってこいかもしれない。