2011/02/28

またまたバーニャカウダとブルゴーニュ

 野菜がいっぱい食べれるということで、三度バーニャカウダの登場。小川屋さんのいつもの赤身のステーキとともに(あ、こっちがメインか)。

 ちょっと気温が上がってきて春らしい感じになってきたので、すっきりとしたブルゴーニュのワインをいただきました。

2011/02/22

【今日の言葉084】 科学と疑似科学の判定基準(4)

「権威」

科学:
・実験により検証された基本理論が権威となる
・権威に対する内部告発が認められる
・権威そのものが覆される場合がある


疑似科学:
・理論よりも人間が権威となる傾向がある
・権威に対する内部告発は認められない
・権威そのものが覆されることはない

高橋昌一郎「知性の限界」より。

#もちろん、実験により検証された事実こそが品質工学です。

牛肉カルパッチョと〆鯖のオニオンサラダ

 手前左はいつもの小川屋さんで仕入れたユッケにも使える鮮度の牛の生肉でカルパッチョ~。その右に見えますは、なんと〆鯖。オニオンスライスと同じくオニオンベースのドレッシングで。これがまたワインに合います!奥はお手製のパニーニ(チーズ、ハム、バジル)。手前が缶詰のホタテとセロリの和え物(味付けはカルパッチョのマヨネーズベースソースにレモンとマスタードと黒胡椒でアレンジ)。

 週末ということもあって、まずスパークリング(イタリアン産プロセッコ)をツーっとあけてから、すぐさま赤ワイン(コートデュロ-ヌAOCのドメーニュオートラン)。前者は1500円前後だったか、後者は金賞受賞ワインにもかかわらず1000円を切ったはず。お値打ちワインをいっきに空けてしまいました。

2011/02/19

【今日の言葉083】 科学と疑似科学の判定基準(3)

「理論」

 科学:
・反証可能かつテスト可能な理論・用語を厳密に定義し使用する
・論理と数学に基づいて理論を体系化する

疑似科学:
・反証不可能またはテスト不可能な理論・用語を使用し、厳密性に欠ける
・自説を高度に見せかけるために、論理と数学を用いる傾向にある

高橋昌一郎「知性の限界」より。

#科学の反証可能性についてはカール・ポパーを、自説を高度に見せかけるための論理と数学の使用の典型については、ポストモダニズムを痛烈に批判した「知の欺瞞」をご参照。

2011/02/16

【今日の言葉082】 科学と疑似科学の判定基準(2)

「誠意」

科学:
・自己理論が完全ではなく、多くの欠陥を抱えていることを認める。

・自己理論を検証あるいは修正するため、新たな仮説や方法を優先する
・理論よりも実利が優先されることはない

疑似科学:
・自説が完全だと信じ、断定的に固執する傾向が強い
・自説に反する仮説や方法は認めない
・いかにして衆目を集めるかといった実利を優先する

高橋昌一郎「知性の限界」より。

高橋教授HOPE理論を簡単に報告

 昨日会社で聴講した高橋先生のHOPE理論をごく簡単に報告。

 要するに、応答局面を使った最適化手法ですが、jmp(ジャンプ)という統計解析のプラットフォーム(有償)上に、HOPEという高橋先生独自のアプリケーションを構築しており、かなりの機能を無償で公開しているというものだった。
 タグチメソッドとの比較でいうと、HOPEはデータを取ってからそれをどう料理するかという話がメインで、チューニングや許容差設計を行うときに併用すると、多目的問題への最適化が、便利なツールで簡単にできるのではないかと思った。

 タグチメソッド(品質工学)の場合は、データをとるまでの話(目的、システム設計、理想機能の定義、SN比=信号とノイズの定義)がメインなので、使うフェーズや目的が異なる。
(したがって、同じデータで2段階設計法とHOPEの多目的最適化を比較するのは無意味である。タグチメソッドではどんなデータを取るかを主に議論しており、チューニングのところはほとんど議論していなのだから)
 
 なお、最適化手法とタグチメソッドの違いは以下で述べたとおりで、HOPE理論にもほぼ同じことが当てはまるものであった(直交表以外の計画があるなど工夫は見られた)。
http://tsuruzoh-qe.blogspot.com/2007/11/blog-post.html
 
ご参考まで。

2011/02/14

【今日の言葉081】 科学と疑似科学の判定基準(1)

「人間」

科学:
・自己の無知を認めることから、さらなる研究の必要性を認める。
・高度な専門知識を要する。
・社会に認知された大学・研究機関・学会などの公的組織に所属する。


疑似科学:
・自説を信じることから、その流布の必要性を感じる。
・専門知識の欠如あるいは偏重が見られる。
・自ら指摘組織を設立する傾向がある。

高橋昌一郎「知性の限界」より。

#自説への過信や偏重のないように自戒しつつ。
#明日は会社の講演会で、慶応大学 高橋武則教授のHOPE理論のお話を伺います。有意義な議論ができればと思います。

2011/02/13

ポークのワイン煮込み&蓮根とタコのマリネ

 3連休だったのでタンシチューでも作ろうか、ということになっていたのですが、レシピを見ると丸ごと(1kg)煮込む必要があり、これはちょっとハイコストということで、豚肉をワインとワインビネガーで煮たすっきりとした味わいの料理に変更。

 タコのマリネは、じゃがいもとセロリの入れるパターンと、玉ねぎの微塵とパセリと入れるパターンをこれまで紹介してきましたが、今回はオリーブオイルでソテーしたレンコンとあわせて。シャキシャキした食感でなかなかイケなした。

 ワインはやっぱり赤ですね。金賞を受賞したボルドーの2007年が、2本で1800円という超お買い得。ツィーっといっきに空けてしまいました。

2011/02/09

バーニャカウダ第2弾&シャルドネ

 前回バーニャカウダが旨くて、野菜もいっぱい摂れるので、また気に入って第2弾を実施。芽キャベツは初めて食べたが、まさに小さいキャベツ(当たり前か)。南瓜などの根菜類や、シメジといったキノコ類も合いますね。春になるとフキノトウとか山菜類もいいのかも。
 Les Demoiselles de Martenot 2009というお手ごろなシャルドネの白ワインでクイっと!