2013/02/17

ビッグデータの活用で日本の課題解決を

 受験対策でいろんな本を読んでいるが、面白い本で出会った。日経文庫「ビッグデータ・ビジネス」(鈴木良介著)だ。

 近年、世の中の多くの仕組み(業務システム、消費者用サービス等)の電子化、自動化が進み、またセンサ類の多様化、小型化、低廉化にともない、膨大な電子データが蓄積されている。これらの大規模なデータ(ビッグデータ)を解析、活用することで、多様なサービスの提供や、新しい需要の掘り起こしなどに応用されている。

 面白いと思ったのは、第6章の社会課題の解決への応用である。本書には以下のように例示されている。

●世界的な食料不足予測
●交通の予測
●経済危機発生予測
●走行データを使用した交通事故の抑制
 (衝突防止システム、急ブレーキは多い地点の割り出し、
  保険料への反映による安全運転への動機付け、等)
●犯罪可能性の高い時間、地点への予測と警官の重点配備による犯罪対策
●モーションキャプチャ技術を用いた万引きの発見、予防
●自殺を示唆する情報からの予防  など

 このようなビッグデータの活用により、さまざまな社会問題の解決につなげることができそうである。もちろん、品質工学のMTシステムへの応用が非常に期待される分野である。

 品質工学会でも「大きな課題への応用を」とよく言われている。データの収集など難しい面は抱えているが、上記のような切り口が新しい研究開始の一助となれば幸いである。

鶏のネギソースとCHシェロー2005

 ボルドーの当たり年を言われている2005年のワイン6本セットのうちの1つ。1本1500円もしなかったように記憶するが、デイリーには十分。(^Q^)

 鶏ももを大きいままじっくりカラアゲにして、醤油ベースのピリカラのネギソースを掛けて。栗原はるみさんのレシピで、大好物。

 サイドのスモークサーモンは成城石井のだったか(あいまい)。それとレンコンのガーリックソテーですね。

2013/02/11

チキンスモークとシャンパーニュ

 引き続き、たまっている写真をアップしていきます。ようやく昨年のクリスマス。

 ここ数年年末に取り寄せている、北海道美瑛の歩人(ほびっと)さんのチキンスモーク。最近、ファンが増えたのか、発売開始からすぐに申し込まないと、買いそびれそうになるほど。骨つきなので、チキンを食べ終わったら、骨はとっておいて、スープにしたり、雑炊風にしたり。

 ワインは張り込んで(といっても数千円だけど)、シャンパーニュを。他の料理はタコろブロッコリーのパスタとバーニャカウダ。後者は温野菜がバリバリ食べられるので、よく出してもらう。

品質工学入門セミナーが終了

 毎年2回開催されております、日本規格協会(関西支部)の品質工学入門セミナーが、2/7(木)~2/8(金)の2日間で行われ、今回は10名の方に参加いただきました。

 1名の方を除いては品質工学はまったく初めてということで、このセミナーが狙いとしております、パラメータ設計に入る前の、機能性評価(機能、ノイズ因子、SN比)が大切、という点を中心に、じっくりと基本の基本を講義させていただきました。

 また、昨年度より始めました「パラメータ設計(機能性評価)計画+データ解析」ツールの無料配布も引き続き実施させていただきました。

 2日目の講義はT先生にお願いしましたので、アンケートの結果等、反響は連休明け以降に集計しますが、後日アップできればと思います。

 2013年度は6月と、翌年の1月に開催予定です。