2013/08/13

【今日の言葉116】

「与えられた」ものに満足するな
自分で「選んだ」ものに誇りをもて

(アマゾンドットコムの創始者 ジェフ・ベゾス)

「頭の良さは与えられたものです。そして、優しさとは選んだものです。
与えられたものは楽です。なんだかんだいっても、それは結局与えられたものだからです。
一方選ぶこことは、ときに難しいこともあります。
気をつけていないと、天から自分が与えられたものを見て、自惚れてしまったりもします。
そうなると、おそらくそれは選ぶことの判断に悪影響を及ぼします。」

CH. ラ・グランド・メテリー・ブラン 2011

 暑くなって来ると、普段頻度の低い白ワインやスパークリングの出番が多くなってきます。冷たいのをぐぅっっっと、やりたいですね。

 右の料理は一見グロテスクですが、豚肉をローズマリーでマリネしたものを、オーブンで焼いたもので、うちの豚肉料理では結構鉄板のものです。ワインを飲むようになってから、ハーブも大好きになりました。右は生ハムとザウワークラウト(かみさん曰く、残り物のキャベツで作っただけ)、真ん中が、焼き茄子(オリーブオイルに塩コショウだけ)。左がいつも写っているパニーニ(手製)です。焼き茄子がこうして食べると、甘みがあり、食感も含めていちじくのよう。白に合います。


ペナ・ロブレ・ホベン

 スペインワインもたまには飲む。ボトルのデザインも現代ポップアートのようでなかなかいい。おそらく、「店長おすすめ」見たいな感じのポップを店で見て、買ったものだと思う。

 料理のほうは、既出の組み合わせですね。ちなみに、ほとんどいつも出ている、トマトとアボカドのサラダ、これは娘の得意?料理です。味付けはオリジナルが入っていて(例えばベースはオリーブオイルなのに、ショウガが入るとか)、グルメレポータ苦肉の、「好きな人には堪らない味ですね~」とコメントするしかないのだが。^_^;;


ラ・パッション・グルナッシュ

 こちらはフランスの地ワインで、このコーナーを紹介し始めたときから気に入って飲んでいる、ラパッショングルナッシュ。手ごろな値段で、ボディがあってフルーティな赤ワインが楽しめる(塚口界隈のワインを飲ませる店では、ボトルは定価の4倍で出されている)。

 夏なるとよく登場するのが、牛肉のたたき。野菜をまいて食べるのだが、下名の好みのソースはにんにく醤油。右奥はバジルとニンニクオリーブだけのシンプルなパスタ。左はタコが隠れていて見えにくいが、タコのマリネ。見ての通り、オニオンとパセリたっぷりでこれも体によさそう。

 出張などで外食が続くと、口内炎ができたりするので、やはり、家のご飯がいちばん体にはよいのだろう。(といいながら、今日も飲むのであるが)

カルロッタ・エ・リヴァローラ・バルベラ・デル・モンフェラート

これは12回目の結婚記念日のときの画像。
イタリアワインで、いつもの1000円台のワインよりはすこし奮発したというもの。

行きつけの肉屋専門店が2軒あるのだが、これは最近開拓したほうで、牛フィレ肉ステーキ用ですね。脂身もきれいに切り落としてくれているので、Over40にはたすかります。ほとんどレアでもいけるくらいの肉でした。

CH.ラベイ・キュヴェ・サン・ジャック

 お盆の夏休みに入り、一息つきました。一昨日から昨日まで、久々に家族を一泊旅行に連れて行くことができました。猛暑でしたが、2日間ともプールでしたので、楽しんで暑さをしのぐことができました。

 さて長らく更新を怠っていたワイン&料理のコーナーを再開させます。少し古い分からアップしていきます。

 写真のワインはボルドーの金賞ものですね。先の投稿にもあったように、最近鴨肉を家で食べるようになりまして、ミディアムレアにグリルした鴨をスライスして、ホースラディッシュと醤油でいただきます。右上はこれも大好きなバーニャカウダ。野菜がいっぱい採れます。それと左上はサーモンと「おかひじき」のサラダで、シャキシャキしたおかひじきの食感がクセになります。


2013/08/05

午後その2 選択科目(論文)

 30分の休憩を挟んで、午後の2つ目は、選択科目(下名の場合「数理・情報」)の課題解決能力を問う問題。時間は15:00~17:00の2時間。これでラストだ。枚数は600字詰め3枚と、さっきの論文に比べれば余裕がある。枚数が1枚少ないのもさることながら、1つの問題に対して3枚なので、考えは集中できる。問題は2問中1問選択。

 下名が受けた「数理・情報」の問題を紹介する。

1.情報技術の発達とともに、膨大な量のデータや情報であるビッグデータを収集・蓄積することが可能となった。企業では、データマイニングや数理的手法などを用いて大量のデータや情報を解析し、企業経営に有用な情報を抽出することが必要となってきている。このような状況を考慮して、以下の問に答えよ。
(1)データマイニングや数理的手法などを用いて有用な情報を抽出するための手順の例を示し、その手順の中であなたが重要であると考える項目について説明せよ。
(2)大量のデータや情報を解析する際の技術的課題を示し、それを解決するための技術的提案を示せ。
(3)あなたの技術的提案がもたらす効果を具体的に示すとともに、そこに潜むリスクについて論述せよ。

2.新製品の信頼性確保のためには、市場品質データを活用することが重要である。企業内で市場品質データを蓄積し、信頼性保証のための有益な情報を抽出する状況を想定し、以下の問に答えよ。
(1)信頼性保証のための市場品質データを週出するための基本的な手順を説明し、その手順の中であなたが重要であると考える項目について説明せよ。
(2)信頼性保証のための市場品質データを分析し情報を抽出する際の技術的課題を示し、それを解決するための技術的提案を示せ。
(3)あなたの技術的提案がもたらす効果を具体的に示すとともに、そこに潜むリスクについて論述せよ。

試験では、1.を選択。ほどよい時間で、原稿用紙は最後まで埋めた。
出来については、これも何ともいえないところである。

こちらの問題は、口答試験の諮問でも用いられるとのことなので、論文を復元しておく必要がある。
最後に10分弱ほど時間に余裕がったので、問題用紙の余白に要旨は写してきた。

とにかく、このようにして1次試験からかぞえて2年間の受験生生活に、一息つくことができた。
今後はとりあえず筆記試験合格を想定しての、口答試験への準備ということになる。

午後その1 選択科目(論文)

 午後の1つ目は、選択科目(下名の場合「数理・情報」)の専門知識・応用能力を問う問題。時間は12:30~14:30の2時間。枚数は600字詰め4枚と、非常にタイト。模擬試験(自作自演)で、知っている問題を解くのでも、楽な時間配分ではなかった。

 問題の形式もいろんな予想が飛んでいたが、1月に受けたセミナーの予想が的確で、1枚+1枚+2枚の計3問答える構成であった。問題数は、事前の公表のとおり、回答数の2倍。すなわち、1枚で回答する問題が4問中2問選択、2枚で回答する問題が2問中1問選択という構成だった。模擬試験もこの構成にのっとって、2時間で練習してきたので、これは助かった。しかし、試験の現場ではやはり、3問を規定の字数で仕上げるというのは、時間との勝負だった。

 下名が受けた「数理・情報」の問題を紹介する。

1. 原稿用紙1枚で回答する問題(2問選択)

(1)日程計画で用いられるPERT/CPMの目的、特徴及び原理を示し、適用上の留意点を述べよ。

(2)在庫管理における発注方式を2つ挙げ、それぞれの方式の特徴及び対象となる品目を解説せよ。さらに、適用上の留意点を述べよ。

(3)樹脂成形工程において成形条件を最適化するために、10個の因子を選定して直交配列表を使って割り付けた実験を実施し、採取したデータから分散分析を行った。ところが、有意になると予測していた因子が有意にならなかった。有意になると予測していた因子が有意にならなかったという現象に対して、直交配列表実験の観点からどのような調査が可能かについて具体的に述べよ。

(4)実験計画における重要な概念の1つに、フィッシャーの乱塊法におけるブロック因子がある。ブロック因子について、具体例を示しながら解説し、適用上の留意点を述べよ。

2.原稿用紙2枚で回答する問題(1問選択)

(1)政治・経済の不確定要因や自然災害の増加、さらに多品種・少量生産や製品ライフサイクルの短縮などにより、今日における需要予測は困難なものとなっている。あなたが、特定の製品やサービスなどの需要予測を行う業務の担当者として業務を進めるに当たり、書きにないようについて記述せよ。
 ・着手時に調査すべき内容
 ・業務を進める手順
 ・業務を進める上での留意事項

(2)製品ライフサイクルが短縮する中で、製品品質の早期の安定化がますます企業の重要な課題となっている。あなたが、企業における特定の製品の品質の早期安定化のための工程管理を行う担当者として業務を進めるに当たり、下記の内容について記述せよ。
 ・着手時に調査すべき内容
 ・業務を進める手順
 ・業務を進める上での留意事項

試験では、1.は(2)と(3)を選択。2.は(2)を選択した。
最後の1分まで時間を使った。
途中で書き直したかった部分や、最後にスペースが苦しくなって、十分に説明できなかった部分もあったが、そういう試験であり、贅沢はいえない。とりあえず原稿用紙は最後まで埋めた。
出来については、正直「しまった」と思う部分もあるし、何ともいえない。

午前 必須科目(択一式問題)

 午前は10:00~11:30で必須科目(下名の場合は、経営工学部門全般)の択一式試験。以前も択一式はあったが、一旦廃止となり、今年度からまた復活したというものだ。

 20問中15問を選択して回答し、ボーダーは60%(9問)以上。ここでボーダーを下回ると、その時点で不合格である(論文試験の採点はあるようだが、来年?からは論文の採点すらなくなる模様)。

 経営工学部門の場合、生産マネジメント、サービスマネジメント、ロジスティクス、数理・情報、金融工学の5分野を勉強する必要があるのだが、当然得意・不得意があるので、強弱をつけて勉強した。なにせ、最終的には20問中9問自信をもって答えられればいいのだから。この戦法は、1次試験でも生きて、結果、1次試験の専門科目は満点だった。

 さて、今回。択一式が復活して1年目ということで、セミナー等で聞いた下馬評では、おそらく過去問からの流用が多いのでは、ということであったので、2次試験の過去問だけでなく、1次試験(すねて択一式問題)、総合技術管理(経営工学)の択一式問題もさらっておいた。選択科目の論文試験のほうに大方の勉強時間は費やした。

 はたして、験開始して全問題を通してみるやいなや、選択できる15問程度はほぼ見たことのある問題。開始後10分で15問+αの正答のあたりをつけて、30分で2,3回は見直して終了。規定の60分で退場して次の試験に備えたため、問題は手元に残っていない(いずれ技術士会HPにアップされることだし)。まず、午前の択一式は問題なしという結果になった。これは他の技術部門でも同様だったらしく(掲示板の情報)、はたしてこのような試験が、なんらかのスクリーニングになっているのかどうか。

 さて、余談であるが、1次試験のときも指摘した問題。今回も答案の回収は、試験管が席順に記載の受験番号を確かめながら回収する方法ではなく、各自がアトランダムに回収箱に入れていく方式であった。だから、この方法だと、簡単に替え玉受験(答案の入れ替え)ができる。改善を望みたい。

筆記試験の前日~当日までの準備

 人間、喉もと過ぎればなんとやらで、すぐに物事を忘れてしまうので、いろいろと残しておこうとおもう。

 さいわい、例年北海道にいっているように、何日か休暇をつなげて1週間ぶちぬいての夏休みをとったので、直前の1週間は試験の準備に集中できた。これは恵まれた点。

 夏休みなので、娘も学校が休みだし、家にいるといろいろ誘惑があるわけで、それを振り切る?ために、9:30~20:00までやっている、近くの図書館(伊丹ことば蔵)に。子供も多いが、学習室は静かでなかなかよし。

 先に挙げた、専門知識・応用能力風の問題70数問の、キーワード書き出しやら、インプットの復習やら。残り3日に入ってからは、模試さながらで、2時間(専門知識・応用能力。1+1+2枚)+2時間(課題解決能力3枚)を実施。時間感覚や、手書きのつらさ、書き直し自由度の低さなどを、事前に体験。

 なにより気をつけたのははやり健康。十分な睡眠と、寝るときはエアコン(30℃設定)はつけたが、長袖で寝た。手洗い、うがいも気を配った。

 やることだけやったら、当日の準備。リフレッシュできそうなものは何でももっていったが、結構ほとんど役に立った。サンダル、長袖(冷房対策)、顔拭きシート、目薬、頭皮スプレー、点鼻という鼻がすぐに通る薬、ソルマック(胃のむかつき抑制)、カフェイン飲料(午後昼食後の眠気防止)。

 文房具も重要。これまでのいろんな受験知識を総動員。シャーペンは論文用は、サラサラかける0.7mmのBを2本。それに図表用に細かい文字を書き込む用の、0.3mmのHB。消しゴムは新品のプラ消しと、細かい部分を消す用のノック式消しゴム。定規(透明)。電卓は故障や電池切れ対策で2台(関数電卓は不可)。受験票が、消しゴムのカスを払うのに重宝した(羽箒は不可なので)。

 さていよいよ試験。。

2013/08/04

技術士2次 筆記試験終了

本日、総時間5.5時間の筆記試験が終了しました。
詳細はおって後日報告しますが、論文試験はとにかく目一杯集中しても時間ぎりぎりで、終わったときには、へろへろになっていました。

帰りに家族と落ち合って、打ち上げ会&かみさん(8/B)、娘(7/E)の誕生会。

ちょうど、娘の誕生祝のエレキドラムも本日届いており、へろへろになりながら、こちらも先ほど組み立て終わりました。

論文添削やアドバイスなど、ご協力いただいた皆様、
本当にありがとうございました。

取り急ぎご報告まで。