2015/01/19

告知:品質工学セミナー入門コース(日本規格協会 関西)

年2回関西(大阪)で実施しております、日本規格協会さんの品質工学セミナー入門コースのお知らせです。お申し込みはリンクのHP(担当;秋枝さん)まで。

日時:2015年2月12日(木)~13日(金) 2日間(計12時間)

講師 株式会社ジェダイト 代表取締役 技術士 鶴田明三

毎回好評で受講生の方に、品質工学を実践していただくきっかけをつかんでいただいています。過去のアンケート結果 1 2

<本コースの特徴>
品質工学の全体像がつかめる
●基本や本質が理解できる
 ・セミナー指定教科書「はじめての品質工学」以前の、あまり本には書いていないけど“本当は大事なこと、あまり言ってくれないこと”が分かる
 ・実際に困る点への対応や、ちょっとしたコツが分かる
 ・どういう場面で品質工学(特に、機能性評価とパラメータ設計)を使うのかが分かる
 ・演習で考え方を体感できる
●計算やツールに対するフォローもばっちり
 ・帰ってすぐ使える「パラメータ設計実験シート(Excel)」付き
#次回以降の配付は未定です。

<本コースの基本方針>
●とにかく、基本である「機能性評価」が大事!
 これをシッカリ理解して帰っていただきます。
 これが分からずパラメータ設計に走ってはいけません。
●実際に便利なのは「パラメータ設計」!
 すぐに理解しにくい「直交表」「SN比」「要因効果図」は
 ツール(無償配布)に任せて、まず実務で“使ってみる”
 ことが出来るようになることを目標とします。
●それ以外の手法は、概要を押さえていただきます。

品質工学セミナー用に書き下ろした最新のテキストを使用します。
初心者のかたも、いちど実践したが挫折したかたも、教育や推進、コンサルティングを行っているかたにも役立つ、絶対に損させない内容と自負しております。


株式会社ジェダイト(JADEITE:JApan Data Engineering InstituTE)

大手電子部品メーカで講演

品質工学研究会の縁で、本日、某大手電子部品メーカにて2時間の講演をさせていただきました。100名以上の聴講者に聴いていただき、盛況でした。

講師 鶴田 明三 株式会社ジェダイト代表取締役・技術士

今回は通常の品質工学(特に機能性評価)の内容にとどまらず、信頼性工学や検査の考え方も含めた、製品の品質保証全体の内容を俯瞰したうえで、開発設計部の役割として特になにをやらないといけないか、という点を充実させました。

品質工学の話うえにワイブルプロットや信頼性試験(故障モードや加速モデルなど)、出荷前検査の考え方などを盛り込んで説明したのは、今回が初めてで、反応が気になるところでしたが、講演後の幹部の方々からポジティブなフィードバックが得られたため、よかったのではないかと感じています。

今後このようなコンテンツでも、他の場所で講演やコンサルティングできればと思います。



株式会社ジェダイト(JADEITE:JApan Data Engineering InstituTE)

2015/01/17

阪神淡路大震災から20年

阪神淡路大震災から20年がたった。震災でなくなられた方々の冥福を祈る。

95年1月17日は、私は会社に入社した年度で、まだ会社(尼崎市)の敷地内の独身寮の2人部屋に住んでいた。あのときは、それまで経験したことのない揺れで、寝ぼけていることもあり、世界の終わりが来た!と本気で思った。ふとんの中で揺れに耐えながら、本当に死ぬんじゃないかと。

ゆれが収まって部屋を見渡してみると、転倒対策など当然していない本棚やスキーの板、鏡などが倒れ、散乱し、割れていた。不思議と、すべてふとんの周りに倒れており、私はかすりキズ一つしていなかった。そのときは一時のことと思い、8時過ぎに会社に出かけると、オフィスには誰もいない(その建屋の新人で近くの寮から歩いてこられたのはは私だけだったので、ということは後でわかった)。本棚やロッカーはなぎ倒されており、その中を掻き分けながら(今思うと危ないことをしたものだ)、火気やガスに異常がないかだけを確認。

悪いことにその日は酷い悪寒があり、かぜを引いてしまったらしく、この状況では仕事もなさそうなので、メモを残して寮に退散。最初のニュースでは情報も少なかったが、徐々に惨事の全容がわかるようになってきた。私の実家がある神戸市長田区の被害が大きく、一面の火の海が連日放映されていた。2日ほどで実家とも連絡がとれ、幸い大事にはいたっておらずひとまず安心。しかし地元の友人のなかには両親を亡くしたものもいた。

現在住んでいる阪急伊丹のあたりは当時は高架の駅が倒壊するほどであったが、20年たった今はその面影もなく再開発が進んでいる。

今後もいつか日本のどこかで大規模な地震が起こることは確実である。技術としてやるべきことは、①地震の超短期予測(たとえば、発生の1時間前に予報し、非難などの行動がとれるようにする)、②地震がおこっても安全な建築物、交通システム、電力システムなどの開発であり、それに防災やBCP(事業継続計画)などの経営的視点での前始末である。

20年を期に家庭内の防災、備蓄、被災後の行動に関する再点検を改めて確認しておきたいと思う。

阪神大震災で倒壊した阪急伊丹駅。その後街は復興し、駅舎も震災の爪痕を思わせるものはなくなった
耐震性を兼ね備え、美しい建物に生まれ変わった現在の阪急伊丹駅。阪神大震災での惨状はうかがえない
(写真は http://www.sankei.com/west/photos/140824/wst1408240004-p2.htmlより引用)

2015/01/03

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

昨年は本業のほかに、技術士取得、(企業人としては)多数の社外講演、後半はほぼ毎週の登山やハイキングなど、充実した1年を送ることができました。それに書道も五段になることができました。

今年は昨年までに立てたたくさんの目標をたな卸ししてから、これから具体的な目標に落とし込んでいきたいと思っていますが、健康的で、社交的な一年にしたいと思っています。それにこのブログの10万PVも達成したいですね。

今年の書初めは「鶴」の字が入った下記の作品。ここ1年以上は書き込みが不足しており満足な出来には程遠いですが、一里塚として残しておきます。

今年もよろしくお願いします。