2015/04/05

設計品質リスクを未然に炙りだす新手法”クロスチェック付きなぜなぜ分析(XCN)" 登場!

このブログでもご紹介してきたように、品質工学における「機能」の考え方は、エネルギー的な機能と制御機能との分類で説明してきた。これによって大方のケースでは機能定義を大きく間違うごとはなくなったと考える。

一方、機能性評価(およびそれをベースとしたパラメータ設計)で重要なノイズ因子(誤差因子)のシステマチックな抽出方法については、「お客様の環境や使用条件の問題」として従来あまり研究されていなかった。

これまで、特性要因図をつかった方法などをセミナーなどでも説明してきたが、このたびノイズ因子の影響などの設計品質リスクを設計開発段階の初期に未然に炙りだす方法を公開する運びとなった。弊社では2009年ごろから活用しはじめ、現在では全社の設計者に広く教育、活用を実施している。

三菱電機技報2015年3月号(オーム社)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/giho/1503/index.html

当該論文の表紙(サマリ)
設計品質リスクを未然に炙りだす新手法”クロスチェック付きなぜなぜ分析(XCN)"
http://www.mitsubishielectric.co.jp/corporate/giho/1503/pdf/1503201.pdf

クロスチェック付きなぜなぜ分析(XCN)は,不具合要因の想定を行うトップダウン思考の“なぜなぜ分析”と、顧客の使用条件・環境条件が製品内部に与える影響を列挙したボトムアップ思考の“チェックリスト”の組合せをクロスチェックすることで、使用段階での品質リスク要因の抽出漏れを効率的に防ぐ。設計・開発段階でXCNを適用することで多数のリスクに気づき、これらを信頼性設計仕様に織り込んだり,シミュレーションや試作での評価・検証条件(すなわち機能性評価のノイズ因子)に反映したりできる。

5月30日の日本品質管理学会 第107回研究発表大会でも30分の発表(Q&A含む)を実施するので、ぜひ聞きに来ていただき、ご意見をいただきたい。


株式会社ジェダイト(JADEITE:JApan Data Engineering InstituTE)

桜の季節。伊カサリーノ・キャンティ・リゼルヴァ2009

春本番で桜も開花。肉にはもちろん赤ワインですが、たまには味の濃い(といっても日本人の口に合うレベルで、だが)ビールを食前酒に(確か、ドイツものと、箕面の地ビールだったか)。左のほうに黒っぽく見えているのは、ホタルイカのアヒージョ。これがまたビールに合う。



さて、その桜。3月末に南九州(熊本~宮崎~鹿児島)でも見れたし、4月には行ってからは通勤路にもあちこちで満開。昨日4/4は雨の日が続いく谷間の晴れということで、旧福知山線の武庫川沿いの廃線跡を散策。10000数千歩歩いて、最終的にはゴールの武田尾駅の桜がこの日一番の咲き誇りだったというオチでした。^^;