2025/07/12

【交互作用の問題に特化!】パラメータ設計応用コース(オンライン)

  交互作用への対応、多目的の最適化など、実践で悩ましい点に特化!パラメータ設計ツール付き!  オンラインセミナーでも開催できます。

※初心者の方、久しぶりに学びなおしたい方は、まず初級コースの受講をお勧めします!

こちらから総合パンフレットをダウンロードいただけます。


交互作用への対応方法① 
 ●パラメータ設計と交互作用 
 ●計画時の注意点(特性値、ノイズ、制御因子、計測) 
 ●制御因子の効果をあらかじめチェックする方法 
 ●再現性が得られない場合の緊急手段 
 ●コンピュータシミュレーションによる交互作用撲滅法 
 ●逐次法よりさらに効率よく設計するノイズ因子逐次調合法 
交互作用への対応方法② 
 ●ほんとうの制御因子とは何か 
 ●本当の制御因子を実験的に探索する方法
多目的問題への対応方法 
 ●機能を1つに決められないケース(化学・素材産業等) 
 ●多目的な機能や物性値の統合的設計方法 
 ●パラメータ設計ツールの説明、全体質疑応答 

実施形式
通常の講義形式で、40名様程度まで受講可能。 

費 用
540,000円(2日間)+消費税+旅費実費(オンラインセミナーの場合不要)。
テキスト・ツール類費用、日当等の一切の費用を含みます。
見積書をお問合せフォームよりご用命ください。
ご希望により、事例相談(コンサル)を内時間で含めたり、または追加することができます 。

2025/07/11

加工・造形などの生産技術の2つの機能、分かりますか?

 溶接や接着などの接合技術、切削や穴あけなどの加工技術、成形や鋳造などの造形技術はいずれも生産技術と呼ばれるもので、ものづくりの基本となる技術である。


品質工学でもこれらの生産技術を対象とした機能性の評価や安定性の設計が実施されている。
生産技術の機能性評価、あるいはパラメータ設計の場合、評価対象が2種類あることを押えておくと、考えが整理できる。

1つは、(1)生産プロセスを対象とした評価、もう1つは、(2)生産したモノ自身を対象とした評価である。

溶接技術を取り上げた場合の機能を考える。(1)の場合の対象機能は、溶接機の機能である。溶接機のエネルギーの流れがスムーズで安定しているかどうかである。電力を効率よく接合部での熱に変換して、溶融(+冷却)させる機能である。(2)の場合は溶接した接合体自身の機能である。接合体に構造的な強度が求められるのであれば、荷重-変位特性や、保形性のような機能の安定性を評価することになる。

ノイズ因子(誤差因子)も変わってくる。(1)の場合、製造工程内のばらつきがノイズ因子となる。すなわち人・設備・材料・方法の4Mなどのばらつきである。いつも同じように作れるかどうかの評価である。(2)の場合、その接合体が製品に組み込まれて使用されるときの要因がノイズ因子である。使用条件や環境条件の外乱が中心となる。これはいつでも、どんな条件でも同じように使えるかの評価である。

これらの2つの評価は立場も異なる。(1)の評価は主に溶接機メーカの仕事であり、そのための装置の設計や改善に関係する。(2)の評価は溶接機を使用してモノを作る立場の仕事であり、要求(強度、剛性など)されたモノの設計や改善に関係する。

設計や開発のコンサルするときは、これらをまとめて下表のように説明している。


2025/07/09

統計手法の初心者の方対象! 統計解析セミナー(オンライン)

メーカ様から要望の多い、統計手法教育を実施しております。

 まったくの統計手法の初心者の方を対象に、1コマ3時間全12回で「仕事に使えるスキル」を学ぶことができるコースです。オンラインで接続して数名~20名程度までを対象に講義、演習を実施します。演習では弊社提供のExcelツールを使用し、セミナー後も自由にご使用いただけます。

QC検定(2~3級)対策にも最適です。

標準的なプランで1コマ3時間講義・演習、さらにオプションで個別相談を追加することも可能です。
(1日に2コマまとめて実施することも可能)

こちらからセミナーの総合パンフレットをダウンロードいただけます。

お問い合わせ
https://data-engineering.co.jp/contact/

<標準的なカリキュラム>
第1回 統計的手法の概要(考え方、学習のメリット)
第2回 データの種類、データの変換、母集団とサンプル、基本統計量
第3回 QC7つ道具、工程能力指数
第4回 管理図、正規分布と確率
第5回 大数の法則、中心極限定理、平均値の信頼区間
第6回 平均値の有意差検定、t分布
第7回 2つの分散の比の検定、F検定(分散分析へのブリッジ)
第8回 実験計画法①:フィッシャー三原則、平方和の分解、自由度、一元配置
第9回 実験計画法②:二元配置(繰り返しなし、あり)
第10回 実験計画法③:直交表の場合、品質工学(パラメータ設計)との違い
第11回 相関分析(単回帰分析)
第12回 重回帰分析、T法

技術者のリカレント教育もお任せください!  

2025/07/08

Amazon1位獲得「これでわかった!超実践品質工学」:成果を出すための工夫盛りだくさん!

 これでわかった!超実践品質工学 ~絶対はずしてはいけない 機能・ノイズ・SN比の急所~」を日本規格協会から出版しました。おかげ様で現在第8刷まで増刷されております。

 本書の最大の特徴は、現場の技術者、設計者に品質工学を実践して、成果を出していただくということです。そのための工夫がたくさん詰まっています。

 

 まず、本書で紹介する「機能の安定性評価(機能性評価)」では、いわゆる直交表実験を行いません。品質工学というと、すぐに「直交表での多数の試作と実験」を思い浮かることが多いのですが、忙しい現場の技術者、今日・明日結果を必要としている技術者にはハードルが高いことは否めません(腰を据えた技術開発は必要ですが、そのうえでこのような事態になることも多いのです)。本書では、機能性評価を設計・開発の上流段階で用いて、製品の使用段階における実力を、「早く・速く」見える化することで、設計の完成度を上げ、開発の後工程や生産、使用段階での不具合や手戻りを防ぐことを考えます。

 また、品質工学に取り掛かると、待ち受けているのが「基本機能を考える」ということです。本書では「基本機能」という用語や概念をいったん脇において単に「機能」といいます。その上で、機能を定義するための、「基本的な考え方」を示し、さらにオリジナルの2つのパターンについて、これでもかというくらい詳しく説明しています。なぜなら、この分類こそが性能と安定性の違いを理解し、調整(チューニング)とは何かを理解し、またパラメータ設計における「2段階設計」とは何かが理解できるからです。

 ノイズ因子(誤差因子)も機能と並んで重要です。本書では外乱、内乱に分類して整理する方法に加え、網羅的なノイズ因子のリストを公開しています。これをノイズ因子抽出のチェックリストとして使えば、さらに漏れが少なくなります。多数のノイズ因子の候補からどれを因子に選定すべきかというガイドラインも示しています。候補から漏れた因子についても何等かの対応をとる必要がありますので、そのような対応が取れるのかの分類も体系的にまとめています。ノイズ因子の組み合わせ方については、実物実験で有用な「ノイズ因子の調合」による、「どんなにノイズ因子数が多くても、サンプル1つで評価する方法」も提示しています。設計・開発の上流では少量のサンプル数しか用意できないことも多く、この考え方は大いに役立つはずです。

 じつは、機能定義とノイズ因子の定義を正しく行ってデータをとれば、仕事はもうほどんと終わっています。データの解析は、SN比という設計品質の指標を用いますが、正しいデータがとれていれば、あとは計算の問題です。本書では、従来よりも汎用的で計算も容易な「エネルギー比型SN比」を紹介しています。この計算ですら理解できなくても、心配しないでください。ちゃんと、SN比を計算してくれるExcel解析ツールが付録(ダウンロード版)についています。

 本書付録のExcel解析ツールを用いれば、機能性評価のSN比はもちろん、直交表を使ったパラメータ設計の解析も行えるようになっていますので、ぜひご活用ください。

 手前みそになりますが、本書は2016/10/3付けの日刊工業新聞でも紹介されました。その日の、アマゾンの経営工学カテゴリで(瞬間最大風速ですが)1位をいただきました。新聞の影響力ってすごいですね(笑)。

 本書が悩めるエンジニアの助けとなり、一人でも多くの方が品質工学を超・実践し、成果をあげられることを期待しています。日本のものづくり、頑張っていきましょう!!

2025/07/07

じっくり読む時間がない方へ!著書「これでわかった!超実践品質工学」を最短で理解(オンラインセミナー)

これでわかった!超実践品質工学講演の概要とレジュメを下記に示します。講演時間は 6 時間程度で、特典として、品質工学の実験計画シート・パラメータ設計自動解析ソフトが付き、御社内で自由にご使用になれます。講演時間を適宜調整したり、演習を入れたりもできますのでご相談ください。 オンラインセミナー実施中。著書の20%オフ販売の特典つき。    

 実践的で分かりやすい品質工学(機能性評価)の講演会を実施します。品質工学というと直交表や統計計算のイメージがあるかもしれません。しかし安心してください。講師は大手電機メーカーで長年、研究者として品質工学の研究や適用を実施するかたわら、全社的な 設計品質向上活動の推進者でもあり、これまで 888 名の設計品質リーダーを育成してきました。直近 5 年間の事業成果額は数 10億円にのぼります。
 弊社では、品質工学を現場に推進する課題を知り尽くしています。講演する「超実践品質工学」の機能性評価は、直交表を必要としません。これは機能やノイズなどの設計者の頭の中を見える化し、シミュレーションや実験によって設計品質を短期間に見える化する方法です。設計・開発の初期段階でこれを適用し、設計改善を行い、下流での手戻りを減らすことで、開発期間の短縮や、本来の技術者の仕事(創造)の時間を作り出すことを提唱しています。 

概要:
0.オープニング 
  講師自己紹介

1.品質工学とは 
  品質工学の身近な使いどころ 
  品質工学のさまざまな手法 
  機能性評価とパラメータ設計 
  品質工学と品質管理の違い 
  品質の 3 つの分類と、品質工学で扱う品質 

2.開発・設計活動における問題点 
  不具合原因は設計起因が 8 割 
  後になるほど高くなる修正コスト 
 悪魔のサイクル 
  信頼性試験における 3 つの壁 
  目指すべき開発・設計プロセス 

3.機能性評価 
  悪魔のサイクルの原因と作戦 
  なぜ短時間で評価できるのか 
  機能性評価で設計品質を見える化しよう 4.機能性評価を超・実践するには 
  機能性評価の手順 
  画期的な「機能定義」方法 
  「ノイズ因子」の種類、水準、組合せの決め方ガイドライン 
  統計不要の便利な評価指標「エネルギー比型 SN 比」 

4.機能性評価の事例 
 LED(購入部品)の評価 
 直交軸ギヤの評価と改善 

5.パラメータ設計へのブリッジ 
  機能性評価との差分とは 
  結局、機能性評価の土台が重要 
  計算はツールでできる(著書とソフトウェアの紹介) 

6.クロージング 
  品質工学を学ぶには 
  さいごに
 
スライドイメージ(抜粋)

2025/07/04

人的資本経営の育成担当の方!:設計品質リーダー育成コース

 人的資本経営において、組織を牽引し、イノベーションや事業貢献を推進できる人材の育成が必要であることは論を俟ちません。

 そうした人材が育成される業務経験を積む機会として、個々のプロジェクト、テーマごとに、一定の裁量を与えて問題解決を実践させることが有用です。組織が任命したリーダー候補を中心に、データエンジニアリングやマーケティング等の技術経営(MOT)に必要な知識を学びながら、付加価値創出や事業貢献について調査・ディスカッションを行い、自らが具体的な施策を提言、周囲を巻き込んで実践することが有効です。進化し続けるビジネス環境において必須のスキルです。

<自律的に行動できる推進リーダーを育てる> 

 株式会社ジェダイトでは目先の問題解決だけでなく、価値創造や事業貢献を牽引できる「設計品質推進リーダー」(呼称は会社様によって異なる)を育成することを念頭においたお手伝いしています。

 設計品質推進リーダーとは必要なことを都度学びながら、自ら課題が設定でき、その解決にむけて適切な手段を用いながら自ら実践、周囲を牽引できる人で、後進を育成できる人のことを指しています。その条件として、以下を挙げています。

 ①イノベーションや設計品質改善へのマインドがあり、後進育成の意欲があること。
 ②自ら企画、改善活動(現状分析~提言~解決のPDCA)を経験したことがあり、さらにそれを継続していること。成功体験も重要だが、途中での失敗トラブルにあたり、考え抜き、それを最終的には打破すること。
 ③解決のための豊富な知識(手法や社内・社外の相談窓口・リソース等)を持ち、それを生かせること。

 一般的には上記の条件を満たすような人財は中々おりません。放っておいても伸びる人はごく一部です。そこで、リーダー候補をトップダウンで任命し、計画的な教育を中期的、継続的に実施していくことが必要になるわけです。

 上記①~③のマインドとスキルを身に着けるためには、ひとことで言えば「経験」と「気づき」を得られるようなプログラム(講演、セミナー、実習、課題調査、実践指導)が必要です。

 またこのような活動を継続していくためには、社内での大目的の共有と各階層での得心、しくみの構築、成果見える化が必要となる。つまり1期単位の成果を数値(金額)で示し、それを積み上げていくことにより、幹部に活動の理解を得て、活動リソースを継続的に供給いただくことが必要なため、そのようなサポートも行っています。

 このような活動を真剣に取り組みたい会社さんと、ご一緒に頑張りたいと思います。
ご興味あるかたはご連絡をお願いいたします。

2025/07/03

社内複数拠点からの参加も可能!リモートシステムによるコンサル、社内研修

 各種セミナー、コンサル、講演をWebのビデオ会議システム(Zoom, Teams等)でも受講いただけます。会議室からの参加はもちろん、個人PCからも参加も可能です。

講師旅費の節減のみならず、日程調整が利きやすいため直前でのご依頼でもご対応しやすいです!また、社内の複数拠点からの受講も可能です。

ぜひご相談ください!オンラインセミナーも実施中。

※社外との動画データの送受信が可能かどうか事前にお確かめください。
※御社使用のシステムでも対応いたします。
※Zoomの脆弱性対策済。

2025/07/01

【AUDIO/聞いて納得】なぜ弊社が大企業様からも選ばれるのか?~ジェダイトが選ばれる5つの理由!

下記より、 なぜ弊社が大企業様からも選ばれるのか?~ジェダイトが選ばれる5つの理由!のオーディオをお聞きになれます。弊社に頼むべきかどうか、お迷いのあなた様、ぜひお聞きください。


01:成果

品質工学(タグチメソッド)、信頼性工学、統計的手法などの幅広い選択肢から最適な解決策を、成果にこだわってご提案します。

御社の目的や要望をろくに聞かずに、コンサルタントの指導したい手法を押し付けられた---こんな経験はないでしょうか。

講師のつるぞうは、本職8年間だけでも3000テーマ以上を指導し、累計120億円以上の成果試算金額を計上しています(設計品質リーダー育成コースのみ集計。お客様で試算して経営幹部様が確認された数値です)。

御社の目的を見極め、成果からの逆算から、最適な解決策をご提案しますので、安心してご相談ください。


02:得心

多数のセミナー・講演の実績とお客様の声に裏付けられた、分かりやすく得心のいく指導だから理解が早い。

入門と称するセミナーを受講したが、抽象的な理念や、難解な数式ばかりでほとんど理解できず、実務にも役立たなかった---これからは安心してください。

つるぞうは大手電機メーカ在職時代から、のべ約1000名に対して公開セミナー、講演、研修などに出講してきました。また時には1日数十件にもなる質疑にもすべて回答してきました。

終了後アンケートに記載された評判は上々で「目からうろこが取れた」「はじめて理解できた」等の生の声を多数いただいています。


03:経験

講師のつるぞうは技術士(経営工学)やQC検定1級を取得しており、電機メーカで23年間、20以上の製作所・研究所での指導経験があります。設計品質リーダ888人育成に貢献してきました。お客様本位の組織風土・製品・業態・制約に合った解を真剣にご提案します。

指導側の経験のないことや、実証されていなことを権威からの受け売りで指導しているのではないか---そんな疑念はもうありません。

御社における本来の目的が第一であり、指導側が経験していないこと受け売りしたり、押しつけで提案することは意味がないと考えます。

つるぞうはメーカ在職時代にはあらゆる業態の製品や製造プロセスにかかわってきたため、御社の目的や組織風土、制約条件などを考慮した解を真剣に考え、ご提案します。


04:卓越

好評発売中の著書「これでわかった!超実践 品質工学」で紹介の独自手法や、オリジナルのパラメータ設計手法、設計リスク管理手法の指導が受けられるのは当社だけです。

肝心かなめの機能定義やノイズ因子(設計のリスクとなる条件)、SN比の計算方法がケースバイケースを言われ、実務で生かせない---そんな指導はいらない。

著書で紹介した、機能の定義方法、設計リスクの網羅的なリスト、新しい評価尺度はいずれも現場での使用を最優先に考えた独自の手法であり、そのコンサルティングが受けられます。


05:信頼

”技術士”はプロのコンサルタントを証明する国家資格です。守秘義務が課されていますので、本契約前でも安心してご相談ください。

事前相談したいが、本契約(守秘義務契約)前では社内情報を含めた相談は不安---もう二の足を踏むことはありません。

技術士は国が定める技術士法第45条で「守秘義務」が課されており(罰則あり)、契約前、契約中、契約満了後ともお客様の社内情報等の秘密保持をお約束します。

オンラインセミナー、コンサル等、お気軽にお問い合わせください。

技術者のリカレント教育もお任せください!