2010/07/12

ついに実験計画法第3版を入手

 これまで、新版(第2版)の上下は秋田県の古本屋で(もちろんネットで)見つけて所有していたのであるが、この版ではまだノイズ因子やSN比の話は出てきておらず、よく言われる「実験計画法第3版の時代からもう品質工学の原型は出来上がっていた」ということが確かめられずにいた。

 先日の研究会で勧められた、西堀栄三郎氏「技士道十五ヶ条」をネットで調べていたら、山梨県の古本屋に、上巻だけだが第3版が1500円で売っているではないか。そうなったら、下巻だけどこかにないかと、Yahooオークションをみたら、これまた都合のよいことに下巻が1冊だけ買ってください、と言わんばかりに即決価格で5000円で出品されていた。もちろん即ゲットした。

 何を本2冊をうれしそうに、とおっしゃるなかれ。通常だと古書でもプレミアがついて上下で20000円以上するのだ(現在はAmazon古書でも売り物自体がないようだ)。

 数日中に手元に届く予定であるが、まずは(知る人ぞ知る)下巻のp.538を見てみるつもりである。

3 件のコメント:

  1. 実験計画法の538ページから542ページに載っていますが、パセーバルの等式の説明からテーラ展開による損失関数の説明まで書かれていますね。

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  2. Kazz先生
    まだ手元に届いていないのですが、
    538ページといえば「一生懸命仕事をしても、成果が出なければそのときの仕事量はゼロと考えるのである」のくだりだと思っていました。
    ページ数間違っていましたか?

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  3. その通りです。
    その続きで、パセーバル等式からテーラー展開で損失関数を説明しています。

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