仕事を通じて世の中の人々に喜んでもらったときに、自分の存在価値を認められたと感じる。それが「幸せ」なのです。
( 森川 亮「シンプルに考える」)
筆者は日テレ、SONYを経て、ハンゲームジャパン(LINEの前身)に入社。LINEの開発を経て、昨年3月にLINE株式会社の社長を退任。
「戦わない」「差別化は行わない」「計画はいらない」「偉い人はいらない」「自分を守らない」など、示唆に富む仕事の流儀を展開し、「ユーザのニーズに応える、という”本質”に全力を集中させる」ことを説く。忘れがちな原点に引き戻してくれる良書だ。
また、本書に下記のようなくだりがある。
人はしばしば「今あるもの」に影響を受けてします。
(中略)
だから僕は常に、この問いかけを大切にしています。
「そもそも、これは何なのか?」
ややもすれば、”専門家”がバカにしがちな素朴な問いかけですが、
この問いかけこそが、僕をものごとの本質に
立ち返らせてくれるのです。
これはまさに品質工学でいう「機能で考えろ(お客様のほしいものは何か)」ですね。ややもすると専門家(技術屋)は手段をメカニズムを考えてしまいますが、まず要求される機能を正しく把握することが大切です。
株式会社ジェダイト(JADEITE:JApan Data Engineering InstituTE)
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