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色んなことに手を出しているうちに、それが神経回路のように有機的につながって、それぞれが補完していく
製品の設計やその品質にかかわるコンサルを行う場合、細分化された1つ分野の専門家では務まりません。もともと学生時代は高専では電気工学や情報処理、大学では金属学を学んでおりましたが--この時点でハイブリッドなわけですが--、入社後も必要に迫られてさまざまな分野の知識を短期間で習得する必要に迫られました。それが現在の「どんな分野でも相談にのれる」私の礎になっています。また趣味も多いので、趣味同士、趣味と仕事の間で共通点があったりして、お互いに応用したり理解を深めあったりすることができます。統計学の考え方が競馬に応用できたり、そこでの勝負根性がビジネスマイドに影響したりしますからね(笑)。
品質工学は、日本語が分かるというアドバンテージが最大限に生かせるという点で、もっと日本で強調されてよい
また精神的なことで言えば、もともと言葉に興味があったことから、日本語の起源や日本の古代史に興味をもって、日本という国や日本人について考えるようになりました。現在、日本の生産性や競争力は地に落ちつつありますが、微力ながらなんとかしたいという気持ちです。そのための1つの武器として、日本発(田口玄一氏が創始)でほとんどの文献が日本語である品質工学が使えると考えています。ほとんどの文献が日本語ですから
、日本語が分かるというアドバンテージが最大限に生かせるという点で、もっと日本で強調されてよいと思います。
当たり前と思う方はすでに、目の前の大きな自由とチャンスに気が付いていない
さて現代人、特に若い方は、非常に多様なチャンスの時代を生きています。動画を作って世界に配信すある、というような一昔前ではプロが多額の費用をかけてしかできなかったことが、今では中学生がほぼ無料でできてしまいます。スマホ1つで世界中の情報にアクセスでき、さまざまなサービスをほとんど無料に近い形で使用することができます。自分のアイデアを形にしたり、いろんな人とつながったり、資金を集めたりするのも個人でできるいろんな方法があります。
これらが当たり前と思う方はすでに、目の前の大きな自由とチャンスに気が付いていません。あるいは主体的に何かを選択するという勇気が欠如しているのかもしれません。そこでいかに、自分の中にオンリーワンの付加価値を作り、市場価値上げるのかということがライフラインになるのです。あなたでなくてはできない仕事ができれば、それほど安定なことはありません。
好きなことで市場価値を上げることで、わくわくする「自分の人生」を
これから社会に出る方たちは、大学進学して安定なところに就職して安定を求める、というような単線的、受身的な考え方ではもったいです。教養を身に着けることは必要ですが、平均的会社員、官僚主導の時代は終わりです。サバイバルの時代と言ってよいでしょう。就職するにしても社内で”タレント”になれるような人を目指してほしいと思います。どんどん自分に投資して、複線的、能動的にスキルを身に着け、好きなことで市場価値を上げることで、わくわくする「自分の人生」を送ることを期待します。
株式会社ジェダイト(JADEITE:JApan Data Engineering InstituTE)
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