2006/08/15

ミスティックな研究指導者

  新しいことを啓蒙推進していく者の姿とはどのようなものなのであろうか。

 「孫子に学ぶ研究開発の兵法」(佐野健二著:東芝) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4893469509/ref=sr_11_1/503-9999759-3811105?ie=UTF8
の一説に以下のような記述があるので紹介しておく。

「人間が非常に大きな力を発揮するのは使命感を持ったときであり、崇高な理念に支配されたときであろう。したがって研究指導者は一種の宗教家に近い能力を発揮しなければならない。すなわち研究の動機付けや研究の意義の解説に通常の管理職以上の能力が要求される。」

 「胆識」とはこのような能力のことを言うのであろう。

 しかしえてしてこのような方が必ずしも政府や企業で要職についているとは限らないのが世の実態でもある。

0 件のコメント: