2012/08/19

北海道2012(その4) 8/1

  5日目。昨夜からの雷雨はやんだが、まだ雨模様。計画では大雪山の旭岳登山(といってもロープウェイで登って、片道2時間ほどにある裾合平まで往復程度だが)の予定だったが、あいにくの天候ということで、来年度以降の宿題に。予備の工程として考えていた、沼田町、北竜町方面に足を伸ばすことにした。
美瑛を後にして、旭川から高速道路で深川へ。妹背牛(もせうし)、秩父別(ちっぷべつ)という普段あまり通らないルートで、まず沼田町にある、「萌の丘」へ。平成11年、NHK朝の連続テレビ小説「すずらん」のロケ地になったところで、スタッフには「日本一の田園風景」と言わしめたとか。ルピナスに期待して行ったが、まったく咲いておらず(季節的にも間違いないと思ったのだが・・・)。
しばし田園風景を眺めたあと、北竜町のひまわりの里へ。23haという国内最大規模のひまわり畑で、この壮観はなかなか味わえない。駐車場近くの畑には観光客がそこそこいたが、散歩道を一周(2km弱だったか)すると、すぐにほとんど人に合わなくなり、静かでよい。最後にだちょうにも出会った。昼はここのトロロそばなどで軽くすませた。
目的地の小樽に行くにはまだまだ時間があるので、札幌で高速を降りて寄り道。以前も紹介した、ピザとスイーツのお店「ラ・ヴェリテ」で、680円とお値打ちのデザートプレートを食す。ちなみにここは中央区になるが、東がすぐ豊平区で、月寒あたりに住むと環境もよく便利ではとひそかに狙っているところだ(藻岩山スキー場、羊が丘展望台、札幌ドーム、すすきのなど至便)。75平米の中古マンションが650万円とか驚きだ。※もちろん買う予定も財力もありませんが(笑)。
札幌にくるのも数年に1回なので、定番だがクラーク博士の羊が丘展望台にも足を伸ばした。
夕刻には小樽へ到着。小樽へは毎回来ているが、今回は超久々に小樽での連泊。本日1泊目の宿は、小樽駅前の「ドーミーイン小樽」。風呂が自慢。小樽ではできるだけ中心街で泊まって外に出かけて飲んだほうが楽しいということで、事前に雑誌「北海道生活」に紹介されていた居酒屋「酒菜いろり庵」さんに行くことに。予約しておこうと電話すると、店はやっているのだが「今日は月2回の漁がない日で市場も休み。刺身類はあまりな出せないですが・・・」との答え。しかし海鮮以外にもいろいろ旨いものがあるとのことで、予約することに。市場が休みの日ということでお客はうちらだけだった(界隈の寿司屋も休みのところが多数)。おかげでゆっくりとご主人とお話しながら食事することができた。料理は写真を参照してほしいが、最初にいただいた甘エビの造り以外は、焼きや加工したもの。当初は海鮮を期待していたが、どうしてどうして、どの料理も旨いこと。お酒は北海道の地酒「国稀」などを冷酒で何種類かいただいた。どの料理も本当に満足できたので、「毎年来ます」と言ったところ、なんと今年の9/27で店を閉めるらしい。脱サラの後、10年間だけやると決めていたそうだ。つまり初めて訪れた今回が9年10ヶ月目だったということだ。まことに残念だが、これも一期一会だろう。その食材も吟味が重ねられているのが分かったし、一生忘れられない居酒屋になるだろう。これから9月までに北海道旅行を予定されている方、ぜひ行ってみて下さい!!

0 件のコメント: