2022/04/29

理解してすぐ使える!「エネルギー比型SN比」

 著書 「エネルギー比型SN比」の著者による講演の要旨を下記に示します。講演時間は3時間程度で、特典として、講演資料(電子ファイル)、Excelのエネルギー比型SN比計算Excelシートが付き、御社内で自由にご使用になれます。講演時間を適宜調整したり、演習を入れたりもできますのでご相談ください。オンラインセミナーも実施中。

「エネルギー比型SN比」

1.機能性評価とSN比
・市場不具合の85%が設計責任
・後になるほど高くなる修正コスト
・悪魔のサイクル
・品質工学とは「いいものを速く・安く作るための評価・設計技術」
・信頼性試験に潜む、3つの壁
・早く・速く、市場での品質の実力が分かればよい
・なぜ飛躍的短時間で評価が行えるのか
・めざす開発プロセス
・品質工学習得の基本方針
・機能性評価の使いどころ

2. SN比とはなにか
・有効エネルギーと有害エネルギー
・SNとは何か~SN比が良い例と悪い例
・SN比を活用することでできること、メリット

3. 従来SN比の問題点
・従来のゼロ点比例SN比の考え方(SN比は入力の-2乗の単位をもつ)
・信号の大きさが異なるとSN比が公平に比較できない
・入力信号の大きさが異なる場合の例
・従来の非線形標準SN比の考え方(座標変換)
・データ数が異なると、SN比が公平に比較できない
・入力信号の水準数が異なる場合の例
・従来はSN比の種類によって計算方法がばらばら
・従来は計算が複雑(自由度、偶然誤差Veへの分解)

4. エネルギー比型SN比
・エネルギー比型SN比とは
・出力をほしい有効成分と、ほしくない有害成分に分けて比をとる
・エネルギー(2乗和)分解の計算イメージ
・通常の計算は、全2乗和と有効エネルギーだけ
・簡単な例題
・著書付録のツールで計算できるSN比(標示因子、不ぞろい)
・エネルギー比型SN比では静特性も同じ
・例題によるエネルギー比型SN比の効果の検証


スライドイメージ

オンラインセミナーも実施中。

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おすすめの品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/27

生産技術でも活用できる!データエンジニアリング

 溶接や接着などの接合技術、切削や穴あけなどの加工技術、成形や鋳造などの造形技術はいずれも生産技術と呼ばれるもので、ものづくりの基本となる技術である。


品質工学でもこれらの生産技術を対象とした機能性の評価や安定性の設計が実施されている。
生産技術の機能性評価、あるいはパラメータ設計の場合、評価対象が2種類あることを押えておくと、考えが整理できる。

1つは、(1)生産プロセスを対象とした評価、もう1つは、(2)生産したモノ自身を対象とした評価である。

溶接技術を取り上げた場合の機能を考える。(1)の場合の対象機能は、溶接機の機能である。溶接機のエネルギーの流れがスムーズで安定しているかどうかである。電力を効率よく接合部での熱に変換して、溶融(+冷却)させる機能である。(2)の場合は溶接した接合体自身の機能である。接合体に構造的な強度が求められるのであれば、荷重-変位特性や、保形性のような機能の安定性を評価することになる。

ノイズ因子(誤差因子)も変わってくる。(1)の場合、製造工程内のばらつきがノイズ因子となる。すなわち人・設備・材料・方法の4Mなどのばらつきである。いつも同じように作れるかどうかの評価である。(2)の場合、その接合体が製品に組み込まれて使用されるときの要因がノイズ因子である。使用条件や環境条件の外乱が中心となる。これはいつでも、どんな条件でも同じように使えるかの評価である。

これらの2つの評価は立場も異なる。(1)の評価は主に溶接機メーカの仕事であり、そのための装置の設計や改善に関係する。(2)の評価は溶接機を使用してモノを作る立場の仕事であり、要求(強度、剛性など)されたモノの設計や改善に関係する。

設計や開発のコンサルするときは、これらをまとめて下表のように説明している。



2022/04/26

「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」⑨(最終)

  「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」⑨(最終)

 日刊工業新聞社の記者、田井茂さんの「品質・技術ジャーナル」のページに下名のインタビューが掲載されました。仕事への向き合い方をはじめ、多岐にわたり聞いていただき、私が最近考えていることをプロの視点でまとめていただきました。 何回かに分けてこちらのブログでも抜粋して紹介いたします。

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 セミナーの講師とは違い、実践するコンサルタントを志してきた。次の5年、10年先を見据えた活動を視野に入れている。

 「製造業のリーダー育成を通じ、日本産業を再び興し、失われた30年を取り戻すのが当社のミッションと考えています。日本は資源国でないので、富を増やすには技術革新で価値を創出するか、効率的に仕事して生産性を上げるか、どちらかでしかない。それは製造業であれば、上流を担うエンジニアにしかできません。そのエンジニア、マネージャー、経営者のお手伝いを通じてサポートしていく。自分自身も含めて、何ができるかから語らないといけない。実践による顧客の成果と、人材育成のスクールの推進を両輪として、自分と同じ志を持つリーダーを増やしたい。人材を埋もれさせるのでなく、出る杭は打たれるでもなく、そうしたリーダーが企業で経営の重要なところに配置されるようにも努めたい」

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出典は以下のHPより。 https://qejournal.main.jp/


講師 株式会社ジェダイト 代表取締役 技術士 鶴田明三

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株式会社ジェダイト

Amazon1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/25

基礎からの説明で納得! 統計解析セミナー(オンライン)

メーカ様から要望の多い、統計手法教育を実施しております。

 まったくの統計手法の初心者の方を対象に、1回3時間全12回で「仕事に使えるスキル」を学ぶことができるコースです。オンラインで接続して数名~20名程度までを対象に講義、演習を実施します。演習では弊社提供のExcelツールを使用し、セミナー後も自由にご使用いただけます。


 月2回で6か月、月1回で12か月で修了できます。もちろん、QC検定(2~3級)対策にも最適です。

標準的なプランで1日3時間講義・演習、さらにオプションで個別相談を追加することも可能です。
(1日に2コマまとめて実施することも可能)

こちらからセミナーの総合パンフレットをダウンロードいただけます。

お問い合わせ
https://data-engineering.co.jp/contact/

<標準的なシラバス>
第1回 統計的手法の概要(考え方、学習のメリット)
第2回 データの種類、データの変換、母集団とサンプル、基本統計量
第3回 QC7つ道具、工程能力指数
第4回 管理図、正規分布と確率
第5回 大数の法則、中心極限定理、平均値の信頼区間
第6回 平均値の有意差検定、t分布
第7回 2つの分散の比の検定、F検定(分散分析へのブリッジ)
第8回 実験計画法①:フィッシャー三原則、平方和の分解、自由度、一元配置
第9回 実験計画法②:二元配置(繰り返しなし、あり)
第10回 実験計画法③:直交表の場合、品質工学(パラメータ設計)との違い
第11回 相関分析(単回帰分析)
第12回 重回帰分析、T法

2022/04/24

「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」⑧

 「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」⑧

 日刊工業新聞社の記者、田井茂さんの「品質・技術ジャーナル」のページに下名のインタビューが掲載されました。仕事への向き合い方をはじめ、多岐にわたり聞いていただき、私が最近考えていることをプロの視点でまとめていただきました。 何回かに分けてこちらのブログでも抜粋して紹介いたします。


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人工知能(AI)を活用した品質改善や開発力向上も支援している。ただ、ビッグデータの解析によるAIは巨大IT企業がはるかに先行し強力なプラットフォーム(情報基盤)も握っているため、日本企業が後発で戦うのは難しいと考えている。

 「ビッグデータではなくて工場や設計、検査のデータに部分的にAIを使うのは以前から機械学習でやっていたし、今後も有力な分野です。一時的なはやりでなく、これからも使われていくでしょう。当社もお手伝いしています。品質工学の予測技術であるMTシステムを使う顧客はいるので、そのツールも提供しています。当社が得意とするデータ活用は、科学のデータサイエンスでなく、あくまでも技術で実践するデータエンジニアリング。データエンジニアリングを活用して顧客にもうけてもらうので、データサイエンスとは一線を引いています。ほかには、コンピューターシミュレーションを強く勧めている。特に上流の開発設計で質を高めるには、いきなり試作できず、予測して調べるフィージビリティーが必要になる。開発上流で品質を高めるために、コンピューターシミュレーションを大いに活用するべきです。3D(3次元)プリンターによる試作も併用して使えます」

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出典は以下のHPより。 https://qejournal.main.jp/


講師 株式会社ジェダイト 代表取締役 技術士 鶴田明三

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Amazon1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/23

ポジティブレビュー多数!Amazon1位獲得「これでわかった!超実践品質工学」

 2016年6月30日に、「これでわかった!超実践品質工学 ~絶対はずしてはいけない 機能・ノイズ・SN比の急所~」を日本規格協会から出版しました。もう5年前のことですが、おかげ様で現在第6刷まで増刷されております。

 本書の最大の特徴は、現場の技術者、設計者に品質工学を実践して、成果を出していただくということです。そのための工夫がたくさん詰まっています。

 

 まず、本書で紹介する「機能の安定性評価(機能性評価)」では、いわゆる直交表実験を行いません。品質工学というと、すぐに「直交表での多数の試作と実験」を思い浮かることが多いのですが、忙しい現場の技術者、今日・明日結果を必要としている技術者にはハードルが高いことは否めません(腰を据えた技術開発は必要ですが、そのうえでこのような事態になることも多いのです)。本書では、機能性評価を設計・開発の上流段階で用いて、製品の使用段階における実力を、「早く・速く」見える化することで、設計の完成度を上げ、開発の後工程や生産、使用段階での不具合や手戻りを防ぐことを考えます。

 また、品質工学に取り掛かると、待ち受けているのが「基本機能を考える」ということです。本書では「基本機能」という用語や概念をいったん脇において単に「機能」といいます。その上で、機能を定義するための、「基本的な考え方」を示し、さらにオリジナルの2つのパターンについて、これでもかというくらい詳しく説明しています。なぜなら、この分類こそが性能と安定性の違いを理解し、調整(チューニング)とは何かを理解し、またパラメータ設計における「2段階設計」とは何かが理解できるからです。

 ノイズ因子(誤差因子)も機能と並んで重要です。本書では外乱、内乱に分類して整理する方法に加え、網羅的なノイズ因子のリストを公開しています。これをノイズ因子抽出のチェックリストとして使えば、さらに漏れが少なくなります。多数のノイズ因子の候補からどれを因子に選定すべきかというガイドラインも示しています。候補から漏れた因子についても何等かの対応をとる必要がありますので、そのような対応が取れるのかの分類も体系的にまとめています。ノイズ因子の組み合わせ方については、実物実験で有用な「ノイズ因子の調合」による、「どんなにノイズ因子数が多くても、サンプル1つで評価する方法」も提示しています。設計・開発の上流では少量のサンプル数しか用意できないことも多く、この考え方は大いに役立つはずです。

 じつは、機能定義とノイズ因子の定義を正しく行ってデータをとれば、仕事はもうほどんと終わっています。データの解析は、SN比という設計品質の指標を用いますが、正しいデータがとれていれば、あとは計算の問題です。本書では、従来よりも汎用的で計算も容易な「エネルギー比型SN比」を紹介しています。この計算ですら理解できなくても、心配しないでください。ちゃんと、SN比を計算してくれるExcel解析ツールが付録(ダウンロード版)についています。

 本書付録のExcel解析ツールを用いれば、機能性評価のSN比はもちろん、直交表を使ったパラメータ設計の解析も行えるようになっていますので、ぜひご活用ください。

 手前みそになりますが、本書は2016/10/3付けの日刊工業新聞でも紹介されました。その日の、アマゾンの経営工学カテゴリで(瞬間最大風速ですが)1位をいただきました。新聞の影響力ってすごいですね(笑)。

 本書が悩めるエンジニアの助けとなり、一人でも多くの方が品質工学を超・実践し、成果をあげられることを期待しています。日本のものづくり、頑張っていきましょう!!

コンサル、オンラインセミナー、研修等、詳細お問合せください。

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Amazonで1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/22

「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」⑦

「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」⑦

 日刊工業新聞社の記者、田井茂さんの「品質・技術ジャーナル」のページに下名のインタビューが掲載されました。仕事への向き合い方をはじめ、多岐にわたり聞いていただき、私が最近考えていることをプロの視点でまとめていただきました。 何回かに分けてこちらのブログでも抜粋して紹介いたします。


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 前職の生産技術センターで社内支援をしていたころ、職場のスローガンは「100%回収」だった。受け身の姿勢で社内の事業所などから仕事を頼まれてやるのではなく、自分たちから提案して自分たちの給料を100%稼ごう、という攻めの姿勢だ。事業所が何千万円、何億円もコスト削減できる研究開発をやらせてくれと提案し、長年必死に仕事した。この経験が独立後、さまざまなテーマを提案できる基礎やセンスになり、自立できる下地になった。

 「自分たちで稼がないといけないので、それはすごい危機感だったんです。稼げないと人を減らされたり、ほかの部署の下請けをさせられたりするかもしれない。そうなりたくないから必死でアイデアを生み出し、起業家精神が生まれました。生産技術であれば、研究開発の成果を量産して、しっかりと成果を出すところまでもっていかないといけない。製品化の目前に待ち受ける「死の谷」を超えるのが一番大切です。そこの人材を強化しないと、研究開発の成果を形にできない。それを実践してきたからこそ、経験として伝えていきたい。MBA(経営学修士)を学んでも、本当に価値を作り込むところは実践者でないと教えられない。そもそもどうすれば財や価値を作れるかは、現場での経験がないと教えられないでしょう」

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出典は以下のHPより。 https://qejournal.main.jp/


講師 株式会社ジェダイト 代表取締役 技術士 鶴田明三

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Amazon1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/21

著書「これでわかった!超実践品質工学」が理解できる1日セミナー

これでわかった!超実践品質工学講演の概要とレジュメを下記に示します。講演時間は 6 時間程度で、特典として、品質工学の実験計画シート・パラメータ設計自動解析ソフトが付き、御社内で自由にご使用になれます。講演時間を適宜調整したり、演習を入れたりもできますのでご相談ください。 オンラインセミナーも実施中。

 
 実践的で分かりやすい品質工学(機能性評価)の講演会を実施します。品質工学というと直交表や統計計算のイメージがあるかもしれません。しかし安心してください。講師は大手電機メーカーで長年、研究者として品質工学の研究や適用を実施するかたわら、全社的な 設計品質向上活動の推進者でもあり、これまで 888 名の設計品質リーダーを育成してきました。直近 5 年間の事業成果額は数 10億円にのぼります。
 弊社では、品質工学を現場に推進する課題を知り尽くしています。講演する「超実践品質工学」の機能性評価は、直交表を必要としません。これは機能やノイズなどの設計者の頭の中を見える化し、シミュレーションや実験によって設計品質を短期間に見える化する方法です。設計・開発の初期段階でこれを適用し、設計改善を行い、下流での手戻りを減らすことで、開発期間の短縮や、本来の技術者の仕事(創造)の時間を作り出すことを提唱しています。 

概要:
0.オープニング 
  グループワーク(自己紹介と参加の目的) 
  講師自己紹介~孤軍奮闘から全社展開まで 

1.品質工学とは 
  品質工学の身近な使いどころ 
  品質工学のさまざまな手法 
  機能性評価とパラメータ設計 
  品質工学と品質管理の違い 
  品質の 3 つの分類と、品質工学で扱う品質 

2.開発・設計活動における問題点 
  不具合原因は設計起因が 8 割 
  後になるほど高くなる修正コスト 
 悪魔のサイクル 
  信頼性試験における 3 つの壁 
  目指すべき開発・設計プロセス 

3.機能性評価 
  悪魔のサイクルの原因と作戦 
  なぜ短時間で評価できるのか 
  機能性評価で設計品質を見える化しよう 4.機能性評価を超・実践するには 
  機能性評価の手順 
  画期的な「機能定義」方法 
  「ノイズ因子」の種類、水準、組合せの決め方ガイドライン 
  統計不要の便利な評価指標「エネルギー比型 SN 比」 

4.機能性評価の事例 
 LED(購入部品)の評価 
 直交軸ギヤの評価と改善 

5.パラメータ設計へのブリッジ 
  機能性評価との差分とは 
  結局、機能性評価の土台が重要 
  計算はツールでできる(著書とソフトウェアの紹介) 

6.クロージング 
  品質工学を学ぶには 
  グループワーク(研修を終えて、次に踏み出す一歩は?) 
  さいごに~技術者の責務とは 
 
スライドイメージ(抜粋)

わかりやすい品質工学(タグチメソッド)のコンサル・研修・オンラインセミナー・講演のことなら株式会社ジェダイト

Amazon1位獲得のおすすめ品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/20

「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」⑥

  「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」⑥

 日刊工業新聞社の記者、田井茂さんの「品質・技術ジャーナル」のページに下名のインタビューが掲載されました。仕事への向き合い方をはじめ、多岐にわたり聞いていただき、私が最近考えていることをプロの視点でまとめていただきました。 何回かに分けてこちらのブログでも抜粋して紹介いたします。


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 日本の企業は人を育てる余裕が減り、グローバルに売れて稼げるものを少なくなったと指摘する。産業の多くは先行的な研究開発や人材への投資が30年間遅れ、それが失われた30年間の実態だという。幸い、コンサルティングを求める顧客は投資意欲があり、技術者もやる気がある。人を育てないと、グローバルでは生き残っていけないと危機感を感じている。上流の企画や研究開発の力を付け、素早く製品にする競争力が必要と考えている。

 「グローバル化でモノづくりは世界中でできるようになり、どこも同じで差を付けられなくなりました。今の日本は一部のゲームやコンテンツなどを除けば、世界で強い競争力があるのはBツーB(企業間)の技術が中心です。利益率の高い企業は短期間でニーズの強いものを作れる。BツーBの企業もそのようになれば成長できる。価値の方が大事で、モノづくりはコスト競争力の高い海外の方が有利です。米国のアップルがそうで、知的活動でつくった情報を売って利益を上げている。スマートフォンを中国や台湾で作るのが価値でなく、どのように魅力的な製品を生むかというところにこそ価値があります。日本の企業もそれを目指し、需要を掘り起こすため知的に生産性を高めないといけません。グローバルに売れる企画、研究開発、設計を考える必要があります。モノづくり自体の付加価値は減っています。単純なモノづくりであれば、どんどん機械に置き換えていけばいいのです」

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出典は以下のHPより。 https://qejournal.main.jp/


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Amazon1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/19

MOT(技術経営)におけるリーダー人財育成

 技術経営(MOT)に組織を牽引し、イノベーションや事業貢献を推進できる人材の育成が必要であることは論を俟ちません。

 そうした人材が育成される業務経験を積む機会として、個々のプロジェクト、テーマごとに、一定の裁量を与えて問題解決を実践させることが有用です。組織が任命したリーダー候補を中心に、データエンジニアリングやマーケティング等のMOTを学びながら、付加価値創出や事業貢献について調査・ディスカッションを行い、自らが具体的な施策を提言、周囲を巻き込んで実践することが有効です。

<自律的に行動できる推進リーダーを育てる> 

 株式会社ジェダイトでは目先の問題解決だけでなく、価値創造や事業貢献を牽引できる「設計品質推進リーダー」(呼称は会社様によって異なる)を育成することを念頭においたお手伝いしています。

 設計品質推進リーダーとは必要なことを都度学びながら、自ら課題が設定でき、その解決にむけて適切な手段を用いながら自ら実践、周囲を牽引できる人で、後進を育成できる人のことを指しています。その条件として、以下を挙げています。

 ①イノベーションや設計品質改善へのマインドがあり、後進育成の意欲があること。
 ②自ら企画、改善活動(現状分析~提言~解決のPDCA)を経験したことがあり、さらにそれを継続していること。成功体験も重要だが、途中での失敗トラブルにあたり、考え抜き、それを最終的には打破すること。
 ③解決のための豊富な知識(手法や社内・社外の相談窓口・リソース等)を持ち、それを生かせること。

 一般的には上記の条件を満たすような人財は中々おりません。放っておいても伸びる人はごく一部です。そこで、リーダー候補をトップダウンで任命し、計画的な教育を中期的、継続的に実施していくことが必要になるわけです。

 上記①~③のマインドとスキルを身に着けるためには、ひとことで言えば「経験」と「気づき」を得られるようなプログラム(講演、セミナー、実習、課題調査、実践指導)が必要です。

 またこのような活動を継続していくためには、社内での大目的の共有と各階層での得心、しくみの構築、成果見える化が必要となる。つまり1期単位の成果を数値(金額)で示し、それを積み上げていくことにより、幹部に活動の理解を得て、活動リソースを継続的に供給いただくことが必要なため、そのようなサポートも行っています。

 このような活動を真剣に取り組みたい会社さんと、ご一緒に頑張りたいと思います。
ご興味あるかたはご連絡をお願いいたします。


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2022/04/18

「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」⑤

  「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」⑤

 日刊工業新聞社の記者、田井茂さんの「品質・技術ジャーナル」のページに下名のインタビューが掲載されました。仕事への向き合い方をはじめ、多岐にわたり聞いていただき、私が最近考えていることをプロの視点でまとめていただきました。 何回かに分けてこちらのブログでも抜粋して紹介いたします。


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しかし、もっとも伝えたいのは顧客に新しい価値を生み出すことや、10年後など将来を見越し研究開発することの大切さだという。そのために幅広い知識を生かし、顧客の経営者とも対話し、経営の全体もみたアドバイスに努めている。

 「QFD(品質機能展開)やTRIZ(発明的問題解決理論)などの手法も駆使して、製品開発の一番上流になる企画のところの指導に力を入れています。そこを重視しないといけない。改善は大切でも、いくら改善してもそれには限りがあります。工場の中の歩留まり改善はテーマの1割程度でしかない。それよりもっと上流で、価値や品質は作り込まれている。そこをちゃんとしないとよくならないので、より上流で始末しましょうと説いています。これからは新しい価値を生み出さないと、日本の停滞は克服できない。私自身がそういう話を顧客にするので、上場している大企業でも指導の発表会などには部・課長はもちろん、経営者にも来てもらえる場合がある。そういう方々に伝わらないと、企業は変わっていかない。こうした役職者と対話する時は、なるべく専門用語を使わず分かりやすく説明しています」

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出典は以下のHPより。 https://qejournal.main.jp/


講師 株式会社ジェダイト 代表取締役 技術士 鶴田明三

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Amazon1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/17

全国どこでも対応!リモートシステムによるコンサル、社内研修

 各種セミナー、コンサル、講演をWebのビデオ会議システム(Zoom, Teams等)でも受講いただけます。会議室からの参加はもちろん、個人PCからも参加も可能です。ぜひご相談ください!オンラインセミナーも実施中。

※社外との動画データの送受信が可能かどうか事前にお確かめください。
※御社使用のシステムでも対応いたします。
※Zoomの脆弱性対策済。

Amazon1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」 

2022/04/16

「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」④

  「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」④

 日刊工業新聞社の記者、田井茂さんの「品質・技術ジャーナル」のページに下名のインタビューが掲載されました。仕事への向き合い方をはじめ、多岐にわたり聞いていただき、私が最近考えていることをプロの視点でまとめていただきました。 何回かに分けてこちらのブログでも抜粋して紹介いたします。


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品質工学では製品やサービスの品質の善し悪しが与える影響を企業だけでなく、社会全体への影響も含めた損失として「損失関数」という概念を用いる。しかし、コンサルティングでは損失関数を使わないようにしている。

 「損失関数はあくまでもバーチャル(仮想)な数字なので、品質工学を知らない経営者は理解や納得ができません。なので、このロスが減れば開発期間が短くなる、人件費が浮く、1年早く開発できたら機会損失も減らせると、分かりやすく実践的に説明できないといけません。このようなテーマを作る議論を、スクール形式で4~5カ月かけて取り組みます。まず、テーマ設定の調査をする。テーマができれば計画書を作って、経営幹部にプレゼンテーションを行います。初めて半年後に成果報告会や中間報告会も実施して、それを1年のサイクルで回します。1期の人数は約10人。なによりもまず、顧客にもうけてもらわないと社会によい製品やサービスを提供できません。そこが出発点です。もうけながら人が育ち、育った人材が品質工学などのスキルを学んで社内で広げる。私のミッションはそういう顧客やリーダーを増やすことです」

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出典は以下のHPより。 https://qejournal.main.jp/


講師 株式会社ジェダイト 代表取締役 技術士 鶴田明三

わかりやすい品質工学(タグチメソッド)のコンサル・研修・セミナー・講演のことなら
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Amazon1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/15

ジェダイトが選ばれる「5つの理由」とは?

01:成果

品質工学(タグチメソッド)、信頼性工学、統計的手法などの幅広い選択肢から最適な解決策を、成果にこだわってご提案します。

御社の目的や要望をろくに聞かずに、コンサルタントの指導したい手法を押し付けられた---こんな経験はないでしょうか。


講師のつるぞうは技術士(経営工学)やQC検定1級を取得しており、大手電機メーカの研究所マネージャからスピンアウトした経歴をもちます。解決のための「引き出し」の多さが違います。

御社の目的を見極め、成果からの逆算から、最適な解決策をご提案しますので、安心してご相談ください。


02:得心

多数のセミナー・講演の実績とお客様の声に裏付けられた、分かりやすく得心のいく指導だから理解が早い。

入門と称するセミナーを受講したが、抽象的な理念や、難解な数式ばかりでほとんど理解できず、実務にも役立たなかった---これからは安心してください。

つるぞうは大手電機メーカ在職時代から、のべ約1000名に対して公開セミナー、講演、研修などに出講してきました。また時には1日数十件にもなる質疑にもすべて回答してきました。

終了後アンケートに記載された評判は上々で「目からうろこが取れた」「はじめて理解できた」等の生の声を多数いただいています。


03:経験

電機メーカで23年間、20以上の製作所・研究所での指導経験があります。設計改善では数10億円の事業成果、設計品質リーダ888人育成に貢献してきました。お客様本位の組織風土・製品・業態・制約に合った解を真剣にご提案します。

指導側の経験のないことや、実証されていなことを権威からの受け売りで指導しているのではないか---そんな疑念はもうありません。

御社における本来の目的が第一であり、指導側が経験していないこと受け売りしたり、押しつけで提案することは意味がないと考えます。

つるぞうはメーカ在職時代にはあらゆる業態の製品や製造プロセスにかかわってきたため、御社の目的や組織風土、制約条件などを考慮した解を真剣に考え、ご提案します。


04:卓越

好評発売中の著書「これでわかった!超実践 品質工学」で紹介の独自手法や、オリジナルのパラメータ設計手法、設計リスク管理手法の指導が受けられるのは当社だけです。

肝心かなめの機能定義やノイズ因子(設計のリスクとなる条件)、SN比の計算方法がケースバイケースを言われ、実務で生かせない---そんな指導はいらない。

著書で紹介した、機能の定義方法、設計リスクの網羅的なリスト、新しい評価尺度はいずれも現場での使用を最優先に考えた独自の手法であり、そのコンサルティングが受けられます。


05:信頼

”技術士”はプロのコンサルタントを証明する国家資格です。守秘義務が課されていますので、本契約前でも安心してご相談ください。

事前相談したいが、本契約(守秘義務契約)前では社内情報を含めた相談は不安---もう二の足を踏むことはありません。

技術士は国が定める技術士法第45条で「守秘義務」が課されており(罰則あり)、契約前、契約中、契約満了後ともお客様の社内情報等の秘密保持をお約束します。

オンラインセミナー、コンサル等、お気軽にお問い合わせください。

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Amazon1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」


2022/04/13

「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」③

 「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」③

 日刊工業新聞社の記者、田井茂さんの「品質・技術ジャーナル」のページに下名のインタビューが掲載されました。仕事への向き合い方をはじめ、多岐にわたり聞いていただき、私が最近考えていることをプロの視点でまとめていただきました。 何回かに分けてこちらのブログでも抜粋して紹介いたします。


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コンサルティングでは技術のさまざまな方法論を駆使するが、徹底した実践指導と人材育成を最も重視する。相談のテーマであれば例えば改善すれば金額換算でいくらのコストダウンになるのか、利益を上げてもらう目標を明確にしてモチベーションを高めている。企業に意欲を根付かせ継続してもらうには、企業内に指導するリーダーも育てなければならない。

 「私は元々、品質工学から方法論を学び始め、そこから実験計画法、統計的手法、信頼性工学、FMEA(故障モード影響解析)などと、手法を広げていきました。顧客は特に人材育成を望んでいるので、技術指導と人材育成を同時進行で行う指導プログラムが特徴です。スクール形式で1期1年で4~5社を指導し、設計品質を改善したり仕事の仕組みを変えられたりするリーダーを育てています。顧客が途中でやめず何年も指導を続けて、根付くところまで継続してもらえるのが強みです。テーマは顧客が実践している改善や、気づいていない点を掘り起こしたものになります。効果を試算して改善すれば100万円もうかる、これを始めれば1億円の売上高になるとか、テーマごとに計画時に試算するよう強く指導します。だいたい、各社とも毎年数億から数十億円の効果試算になっています。大きな成果を見込むことがやる気や継続につながり、経営者に合理的に説明して理解も得られやすくなります。顧客に利益を上げてもらうことが一番です」

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出典は以下のHPより。 https://qejournal.main.jp/

講師 株式会社ジェダイト 代表取締役 技術士 鶴田明三

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Amazon1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/09

品質工学だけじゃない!データエンジニアリングの6つの領域

本来、データとは無機質な数字や文字などの集まりです。

これをエンジニアリング(実験計画と解析技術)の力で、データに意味や価値という命を与えます。それによって、 御社の製品価値向上、生産性向上、ロス低減等に事業貢献し、成果金額にコミットする技術の総称を、データエンジニアリングと呼んでいます。 

下記分野に関する、講演研修コンサル等お問合せください。オンラインセミナーも実施中。


データエンジニアリングの6つの領域  ~設計品質・統計解析のことならなんでも聞ける!~


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Amazon1位の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/08

「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」②

 「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」②

 日刊工業新聞社の記者、田井茂さんの「品質・技術ジャーナル」のページに下名のインタビューが掲載されました。仕事への向き合い方をはじめ、多岐にわたり聞いていただき、私が最近考えていることをプロの視点でまとめていただきました。 何回かに分けてこちらのブログでも抜粋して紹介いたします。


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 三菱電機に在籍中は生産技術や先端技術総合研究所で活躍。後半は設計・生産の改善指導者を任され、設計品質リーダーを6年間で888人育て上げ、イントラネットを通じた社内受講者は延べ5万人以上に上る。品質不良のリスク要因を製品開発の初期から漏れなく的確に予測できる設計品質向上ツールも独自に開発するなど、数十億円の業績改善に貢献した。

 「独立したころは前の仕事のつながりでいただく仕事が多かった。しかし、前職のころから日本規格協会や品質工学会、品質工学コンサルタント会社のアイテックインターナショナルの各講師を務めたり、日本規格協会から品質工学の解説書(「これでわかった!超実践 品質工学」)も出版したりしました。このため次第に受講生や読者の方から声をかけられ、顧客が増えました。いつまでも独立前の人脈に頼っていては長続きしません。独立する前から計画ノートを作り、どのように集客しようかと考えていましたが、いざ独立すると、前職の人脈以外からの相談が多く、驚きました。当社のホームページには見知らぬ方からも問い合わせの相談が来ます。私は06年からブログを続けているので、ブログとホームページをリンクさせ、ホームページに誘導できるようにしています。ホームページはとても有効な集客のツールです。ブログを作ったころはまだ独立まで考えていませんでしたが、ブログの蓄積が生きています」

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出典は以下のHPより。 https://qejournal.main.jp/


講師 株式会社ジェダイト 代表取締役 技術士 鶴田明三

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Amazon1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/07

生化学系メーカー様が「感動した!」交互作用への方策を体系的に理解できるセミナー

化学系メーカ様からの依頼で、交互作用にかかわる方策を短時間に理解できるセミナーが完成しました。オンラインセミナーを絶賛募集中です。

化学系の実験では交互作用の問題がつきまといます。そこで、そのような実験系でどのようにデータをとり、解析し、解釈すればよいかを横断的に解説します。

先日も関東の生化学系メーカー様で講演いたしましたが、主催者から内容に関して「感動した!」とのお声をいただきました。

著書「これでわかった!超実践品質工学」には未公開の内容です。


★お問合せ、お申込みは株式会社ジェダイトHpのお問合せフォームから。


<主な内容>

☑パラメータ設計における交互作用の問題と対応
    交互作用とは
    特性値がまずいケース
    実験誤差、ノイズ因子がまずいケース
    制御因子の取り方がまずいケース

☑直交表を使用せずに改善する方法

☑交互作用の小さい制御因子を探索する方法

☑交互作用を含めたモデル化の方法
    実験計画法
    応答曲面法



※コンピュータシミュレーションを用いた「逐次法」(別講座)について追加することもできます。

※セミナーにテーマ相談会を追加することもできます。同日連続開催がお得です。

※上記セミナーはパラメータ設計の目的や手順などの知識を前提としますので、不安な方はまず「機能性評価セミナー」、「パラメータ設計セミナー」をお勧めします。

2022/04/06

「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」①

 「データエンジニアリングで生産性と価値の向上を」①

 日刊工業新聞社の記者、田井茂さんの「品質・技術ジャーナル」のページに下名のインタビューが掲載されました。仕事への向き合い方をはじめ、多岐にわたり聞いていただき、私が最近考えていることをプロの視点でまとめていただきました。 何回かに分けてこちらのブログでも抜粋して紹介いたします。


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 株式会社ジェダイトは品質工学やデータなどを積極的に活用して製造業の競争力向上を支援するコンサルタント企業。三菱電機で研究開発者や設計・生産の改善リーダーとして活躍した鶴田明三氏が独立し、設立した。実践的で分かりやすい指導や人材教育のノウハウが強みで、一人で毎月約50件もの技術コンサルティングを精力的にこなす。品質工学の平易な解説書を著したほか技術士の資格も取得し、確かな専門知識と信用に裏打ちされている。単なる改善だけでなく、顧客の企業価値や収益力を上げるため、より高みの製品開発も指導する。コンサルタントの枠にとどまらず、日本の製造業復活を支えようと高い志を抱いている。

「企業の定期的な技術コンサルティングやリーダーの育成を中心に実施しています。主な顧客は12社で、件数は毎月約50件。21年12月に独立から5年経ち、指導実績は累計で3000件に達しました。品質工学を中心とするコンサルタントのプロの仲間入りをできたと思います。顧客は関東から九州まで。20年からはコロナ禍でリモート指導も始めました。その結果、リモートの方がむしろ頼みやすいという顧客が増えました。当社も移動の負担が軽くなり、今日は九州、明日は東、次は関西と、以前ならばできないスケジュールも組めるようになりました。互いにメリットがあります」「企業の定期的な技術コンサルティングやリーダーの育成を中心に実施しています。主な顧客は12社で、件数は毎月約50件。21年12月に独立から5年経ち、指導実績は累計で3000件に達しました。品質工学を中心とするコンサルタントのプロの仲間入りをできたと思います。顧客は客は関東から九州まで。20年からはコロナ禍でリモート指導も始めました。その結果、リモートの方がむしろ頼みやすいという顧客が増えました。当社も移動の負担が軽くなり、今日は九州、明日は東、次は関西と、以前ならばできないスケジュールも組めるようになりました。互いにメリットがあります」

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出典は以下のHPより。 https://qejournal.main.jp/


講師 株式会社ジェダイト 代表取締役 技術士 鶴田明三

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Amazon1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/04

【統計的にデータを示せてますか?】実験計画法初級セミナー2日間


 実験計画法を1元配置の変動の分解からきっちりと理解することで、交互作用のあるケースや直交表の解析まで演習で理解することができます。


Excelによる計算演習ツールつきなので、有償ツールは不要! 
お持ち帰りいただき、そのまま業務に使用することも可能です。

統計の初歩から学びたい方は、統計解析スキルアップセミナーを先に受講していただくとスムーズです。(中心極限定理、分布の確率、信頼区間、有意差検定など)

 オンラインセミナーでも開催できます!

こちらから総合パンフレットをダウンロードいただけます。



1日目  ●品質改善と実験計画法  ●統計的データ解析の基礎  ●実験データの解析の考え方  ●一元配置実験 2日目   ●二元配置実験(繰返しのない場合)  ●二元配置実験(繰返しのある場合)  ●直交表による実験計画(2水準の場合)  ●確認テスト 

実施形式 通常の講義形式で、40名様程度まで受講可能。 Excelが操作できるPCを一人一台ご用意いただきます。オンラインでの受講可能。 費 用 480,000円(2日間)+消費税+旅費実費。テキスト・ツール類費用、日当等 の一切の費用を含みます。 見積書を
お問合せフォームよりご用命ください。 ご希望により、事例相談(コンサル)を追加することができます 。

講師 株式会社ジェダイト 代表取締役 技術士 鶴田明三

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Amazon1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」 

2022/04/03

成果がうまく示せない。などの「品質工学の7つの壁」を打破!

 「超実践品質工学」は、設計・開発技術者にとって、品質を見える化するための正しいデータを創出するための必須の手法です。

 弊社は現場への品質工学導入の課題を知り尽くしており、また成果を出すことが最重要と考えています。そのために編み出したさまざまなオリジナル手法、指導方法、ノウハウを体系化しました。それにより、以下の「品質工学の7つの壁」を打ち破ることができます。

下記分野に関する、講演研修コンサル等お問合せください。オンラインセミナーも実施中。

☑品質工学の壁1:そもそも、なぜ品質工学が必要なのかわからない。
☑品質工学の壁2:直交表実験(18モデルもの試作実験)を実施する時間がない。
☑品質工学の壁3:考え方や用語がとっつきにくい。
☑品質工学の壁4:機能定義やノイズ抽出方法を、方法論やガイドラインとして体系的に教えてもらえない。
☑品質工学の壁5:統計の計算やデータ解析が難しそう。
☑品質工学の壁6:成果がうまく示せない。
☑品質工学の壁7:一過性の活動に終始して、継続的な活動や定着につながらない。



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Amazon1位獲得の品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2022/04/02

【初めての方に最適】はじめての品質工学セミナー(1日間)

これでわかった!超実践品質工学」の著者が 自信を持ってお届けする、初めての方に最適なセミナーです。

 オンラインセミナーでも開催できます!

こちらから総合パンフレットをダウンロードいただけます。



品質工学とは?
 ●品質工学のねらいと身近なつかいどころ 
 ●品質工学のさまざまな手法 
 ●設計・開発活動の問題点

早く・速く品質を評価する方法 
 ●機能の安定性評価でなぜ評価が速くなる? 
 ●機能の安定性評価の超実践ポイント① 機能の定義方法 
 ●機能の安定性評価の超実践ポイント② ノイズ因子の決め方

演習・事例紹介・設計の改善方法
 ●機能とノイズ因子を考える演習 
 ●機能の安定性評価の事例 
 ●パラメータ設計概要とポイント

実施形式 通常の講義形式で、40名様程度まで受講可能。 講演形式で100名様程度の形式も可能です。オンラインの場合はシステムの制約の範囲内で受講いただけます。 費 用 240,000円(1日間)+消費税+旅費実費。テキスト・ツール類費用、日当等 の一切の費用を含みます。 見積書を
お問合せフォームよりご用命ください。 ご希望により、事例相談(コンサル)を追加することができます 。


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