2020/12/31

2020年 個人的10大ニュース

今年も一年お世話になりました。
リモート中心でのコンサル、セミナー、講演と楽しくも忙しく駆け抜けた2020年でした。
家族とお客様、支えていただいた方々に感謝、感謝です。
みなさま良いお年をお迎えください。

個人的10大ニュース

1. 一年間、家族全員健康で過ごせたのがなにより。
2. 春先のみ仕事のキャンセル、延期が続出するも新規顧客様増で事業好調。設計品質リーダ塾、5社に広がる。
3. リモートでのサービス提供本格化、出張激減。
4. 夏と秋に北海道へ一人旅、同居家族で淡路にグランピングにGoTo。
5. 娘、高1で英検2級と漢検2級ダブル合格。
6. 定額給付金、持続化給付金、家賃給付金。
7. ジェダイトの新LINEスタンプ、ノベルティ制作。
8. 読書テーマ:価値創造関連(商品企画、発想法等)、マネジメント関連(トヨタ学、一倉定、田辺昇一等)、哲学関連(決定論と自由意志、人工知能、時間の存在論等)、脳科学、南朝の歴史など。
9. 巣ごもりで家飲み。FB投稿がごちそうだらけに。
10.五十肩発症で苦しむもも整体で完治。

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2020/12/19

技術士会経営工学部会で講演

以下の研修会で品質工学に関する講演を行いました。

 経営工学部会  2020年度12月度部会(研修会)

 日時      2020年12月19日(土)  13:30~15:30
 場所      WEB開催
 出席者  37名

・演題:「4年間の振り返りと価値創造の取り組み」
・講師:鶴田明三技術士(経営工学部門)  株式会社ジェダイト
・概要:導入としてまず独立後の4年間を振り返り、実績と近況を総括する。弊社はこれまで品質工学等のデータオリエンテッドなアプローチで製品品質向上や生産性向上を主としたお手伝いしてきた。一方、失われた30年に見るように我が国の製造業はGAFAMやBATHに対して価値創造の遅れが目に余る。そこでここ1,2年弊社では価値創造の取り組みとして、①実践テーマの決め方の問題、②新製品開発企画の問題、③アイデア創出の問題について、それぞれソリューションを提供し、いくらか実績が挙げられたのでその一部を手法とともに紹介する。

オンラインセミナーも実施中。

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おすすめの品質工学の本 「これでわかった!超実践品質工学」

2020/06/25

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2020/06/17

新コロナ抗体保有率調査結果

比較的大規模なコロナ抗体検査が行われた。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200616/k10012471891000.html 結論からいえば、抗体保有率が思いのほか低かった(東京で0.1%)ということ。サンプル数不足のため、従来のPCR検査での陽性率(対人口、以下同)に比べて多いかどうかはこのデータからは言えない。また、同様の理由で「保有率が高い大阪人はでかい声で話すから感染しやすい」などということも言えない。
以下は統計に興味のある方むけ(といっても、弊社の統計入門講座でも最初のほうで出てくる話だ)。 今回のコロナ抗体検査の保有率pの結果(nはサンプル数)。 東京 p=0.1%(n=1971) 大阪 p=0.17%(n=2970) 宮城 p=0.03%(n=3009) 今回の抗体検査の感度、特異度は100%に近く、複数の試薬のクロスチェックを受けているので、以下試薬の精度は100%と仮定して話を進める。 二項分布から東京(t)の保有率pの標準偏差の点推定値を求めると、   σ(t)=√(0.001*(1-0.001)/1971)=0.0007(0.07%) nが十分大きいので正規分布の確率をあてはめると、保有率の95%信頼区間(5%だけ間違うリスクを取った推定範囲)は、  p(t)=0.1%±1.96×0.07%=0~0.24% PCR検査等によるこれまでの陽性数は約5000人で、東京の人口1400万人に対しては、   p(t)'=0.5万/1400万=0.0004(0.04%) これは上記の信頼区間に含まれるので、少なくとも妥当な結果ではある。PCR検査陽性率を信頼区間の実際の下限と考えればよい。 しかし、nが小さいため今回抗体検査とPCR検査で抗体保有率とPCR陽性率に有意差が認められずあまり新しい知見が得られていない。 この結果だけからは、「実際の陽性率のほうがPCR陽性率より高い」という結論は導けない。 PCR受診者はほとんどが症状がある人なので、受けていない人の中にも感染者が一定数いるということは、今回調査前から常識でわかっている話で、今回のデータだけからは結論できない、あるいは常識を補強できないということだ。 今回の調査結果からの最大の情報は、リンクの記事コメントにもあるように、「抗体を保有している人の割合が東京で0.1%というと、単純に人口に当てはめて1万4000人程度で、実際に感染が確認された人数よりは多いが、予想していたよりも少ないと感じる。」ということだ。信頼区間の上限で考えても0.24%程度の保有率なのである(別の調査でニューヨークでは12%)。このことが明確になったのは今後の対策や日本での感染率の低さの究明などに役立つだろう。 なお計算の詳細は省くが、東京と大阪などの都市間で保有率pの有意差を検定したが、差が一番大きかった大阪-宮城間を含めて、すべて有意とはいえないという結果であった(有意差がないことを結論できる意味じゃないですよ)。 大阪の保有率(点推定)が高かったからといって、「大阪人はでかい声で話すから感染しやすい」などの風説を流布しないように!(笑)

2020/04/03

ビデオ会議システムによるコンサル、社内研修も承ります

新コロナに負けるな!
各種セミナー、コンサル、講演をWebのビデオ会議システム(Zoom, Teams等)でも受講いただけます。会議室からの参加はもちろん、個人PCからも参加も可能です。ぜひご相談ください!オンラインセミナーも実施中。
※社外との動画データの送受信が可能かどうか事前にお確かめください。
※御社使用のシステムでも対応いたします。
※Zoomの脆弱性対策済。

2020/03/09

新コロナの全数PCR検査は必要?

統計を生業としているものの端くれとして、PCR検査の感度(陽性の人を正しく陽性と判断できる率)と特異度(陰性の人を正しく陰性と判断できる率)の値は気になっていた。
リンク先に分かりやすい解説がある。
要するに、陽性と誤判断された陰性の人は不当に隔離されて人権の問題が生じるし、陰性と誤判断された陽性の人は無罪放免と感染に無自覚なまま市中に放たれるわけだ。
ちなみに、記事で紹介されている感度はよく見積もって0.7(0.4という数字もある)、特異度は0.9とのことだ。
仮に国内人口を1億人とし、真の感染率が1/10000とすると(保菌しているだけでは感染とは言わず、肺などの体内に入った場合感染というそうです)、国民10000人が実際に感染してあることになる。
ここで全数PCR検査を実施したらどうなるか?
10000人のうち7000人は正しく陽性として隔離できるが、3000人は見逃される。
もっと大きな問題は、陰性である約1億人の人のうち1000万人もの人が間違って陽性と判断されることになる(こうなると個別隔離はもはや不可能で医療機関の機能は崩壊する)。
半島にある某国の感染者数が異常に多いのは検査数が多いためである。この中には擬陽性も多数含まれていることだろう。
つまり単体での全数PCR検査は対策ができない、変わらないという点で無意味であるだけでなく、パニックを引き起こすなど有害ということだ。
我々個人がやるべきことは、自覚症状や渡航歴の有無にかかわらず、各自でできる感染予防・拡大防止をすることだ。不要不急の外出や接触を控え、手洗い、咳エチケットなどを徹底するという、当たり前のことを当たり前にやり、ワクチン完成までの時間稼ぎをするということである。若い人や健康な人は発症しても軽微との報告もあるので重篤化しない限り自宅療養を基本として医療機関に無用な負荷をかけないことである。
とはいえ、我々は日常生活や経済活動を止めることはできない。いったん一つの方向に動き出すとなんでも禁止、なんでも自粛となり、個別判断がためらわれたり、英断する人を批判したりする全体主義的なムードになるのが日本国民の弱点である(もちろん高度成長期のように良い方向に向かうときもある)。
組織の長やマネジメント層は深く考えずに保身の策を採るのではなく、「責任」を持って行動基準を判断することが求められている(このあたりの判断基準として品質工学の損失関数の考え方が役立つのだが、またの機会に)。
高い給料の方、守るべき人を抱えている方はその分の仕事(判断)をしましょう。
権力には義務がともなう、Noblesse Obligeである。



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2020/02/27

【限定特典つき】MTシステム 入門・演習コースのお知らせ

AI/IoT時代に必修といえる、工程の異常管理や予知、官能検査の自動化などに最適なパターン認識手法「MTシステム(マハラノビス・タグチシステム)」を、御社内で入門から学べます。また、高速・高精度解析ソフトウエアを用いての演習も行えます。

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こちらからパンフレットをダウンロードいただけます。



実施形式
講義形式、15名様程度まで受講可能。Excel付きのPCを1~2名に一台ご用意いただきます。

特 典(数量限定)
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費 用
315,000円(1日間)+消費税+旅費実費。テキスト・ツール類費用、日当等
の一切の費用を含みます。見積書をお問合せフォームよりご用命ください。
ご希望により、事例相談(スポットコンサル)を通常料金の半額で追加することができます 。


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2020/01/10

「超実践品質工学の概要とうまく推進するためのポイント」

経営システム誌19年7月号に掲載された
「超実践品質工学の概要とうまく推進するためのポイント」(6ページ)
株式会社ジェダイトHPからダウンロードいただけます(日本経営工学会の了承済)。

弊社が推奨する超実践品質工学の概要と、社内で推進するためのポイントをわかりやすく解説しています。
書籍「これでわかった!超実践品質工学」も好評発売中!



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「技道」における品質工学の役割

技術士会誌に紹介されていた、もと日立製作所技師長の著作を拝読。内容はものづくりの管理技術や精神面に関して多岐にわたり、リファレンスとしての価値は高い(マーケティングや価値創造などに関しての記述がほとんどなかったのはやや残念だが)。

覚えとして品質工学(タグチメソッド)に関係するところをメモ。

以上、5Wの手法により不祥事(※タカタ、三菱自動車など10例)の再発を防止する対策について検討してきたが、わが国のモノづくり収益力を増強し飛躍させるための工学に注目してみたい。
ここで取り上げた事例はコストと品質のバランスをとる技術力がもし備わっていたら発生しなかったともいえる。
コストと品質のバランスをとる技術力の欠落は、わが国モノづくり業界共通の弱点であり、 この弱点はタグチメソッドを駆使することにより克服することが出来る。
更に、タグチメソッドにはわが国の収益力を飛躍させる潜在力をも秘めている。
わが国の経営者や上位技術幹部へ、「タグチメソッドを組織に定着させようと決意すること」を推奨したい。
また、わが国の若い技術者へ、「タグチメソットを使いこなす技術を身に着けようと決意すること」を推奨する。
このトップダウンとボトムアップが両立すると、その組織の知的労働の生産性は、タグチメソッドの適用範囲に比例して確実に向上する。




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2020/01/01

謹賀新年2020

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
みなさまのお支えをいただき、おかげ様で開業4年目を迎えることができました。

令和になって初めてのお正月、2020年代の始まり、十二支の最初の年です。また個人的にも50歳になっていろんな意味で始まりの年です。何かが始まるというのは、変化、躍進の年になるのではないかと思います。

気を引き締めるべきところは引き締めつつ、未来志向(自分の「強味」診断で一番になった項目)で、さらなる価値向上、生産性の向上のお手伝いをさせていただきたいと考えています。

今年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。




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