2017/01/31

【告知】品質工学セミナー入門コース(2/13-14@大阪)

日本規格協会関西支部主催の「品質工学セミナー入門コース」のご案内です。
今回も2日間とも下名が熱弁を奮いますので、品質工学の全体像を知りたい方、実務に生かしたい方、社内で先生をされている方、コンサルタントの方のご参加をお待ちしております。

また、今回よりパワーポイント資料以外の補助テキストとして、下名の著書「これでわかった!超実践 品質工学」を事前配布いたします。ぜひご一読いただき、本書内の疑問点や補足説明要望などを当日おっしゃっていただければ幸いです。

<品質工学セミナー 入門コース>
■日時:平成29213()14(
    両日ともに09:30-16:30

■会場:一般財団法人 日本規格協会 関西支部 7階講習会場
    大阪市中央区高麗橋3丁目2-7 ORIX高麗橋ビル7階
    TEL 06-6222-3137  担当:秋枝さん

お申込みはこちらから

過去のセミナー受講者の声(終了後アンケートより)
●本で読む100倍以上理解できた!
●これまでなぜ積極的に導入しなかったか疑問だ出るほど、いい方法だと認識できました。
●真の重要箇所がつかめました。
●霧がかかっている山から、霧が晴れた山に変わった気がします。
●導入に当たっての前段階での本質的な説明部が丁寧で大変理解しやすかった。
●社内で展開していくにあたってのヒントがたくさんつかめた。
●市販のテキストには記載されていないことも含まれており分かりやすかった。
●難解なイメージがあったが、実はふだんの業務でもすぐに活用可能だと感じた。
●品質工学を使えば何でもできるというボヤっとした期待感はなくなり、本当の意味が分かった。
●今までとは違った考え方を学んだ。他のこれまでの考えと結びつけて品質向上に努めたい。
●DRの前準備が大事。開発部門の開発状況を確認するところからはじめる。
●社内でもすでに活動しているが、基本的な部分の「抜け」を感じた。それを補完するような働きかけを行っていきたい。
●具体的な講師の事例がよかったし、質問も明確に答えてくれた。
●質疑応答にたくさんの時間を割いたので、色々な視点・気づきがあり大変よかった。
●質疑応答に役に立つものが多く、自社で生かせるものが多かった。
●率直な感想は「もうちょっと講義を受けたかった・・・!」でした。分かりやすく、面白く、あっという間でした。

2017/01/29

社内講演会で「クロスチェック付きなぜなぜ分析(XCN)」を解説

 1月27日に京都府のメーカー様にて、社内講演会で3時間のクロスチェック付きなぜなぜ分析(XCN®)講演を行いました。多数のご質問をいただき、技術、品質保証の方々の熱意を感じることができました。
※XCN®は三菱電機株式会社の登録商標。株式会社ジェダイトは商標使用許諾済。

 下記に講演概要を記します。半日ではほぼ解説に終始しましたが、1日コースですと、頭と手を動かしての演習を含めることができます。また、社内研修(2~3日コース)、コンサルティング契約では、御社製品の実設計問題に対して、XCNのお手伝いが可能です。

■XCN講演内容(3時間)
※特典として、講演資料(電子ファイル)、ExcelのXCN事例・フォーマット、標準外乱チェックシートが付き、御社内で自由にご使用になれます。

■要旨
 本講演では、開発・設計段階で設計リスクを未然に炙り出し、これを見える化するための「XCN(クロスチェック付きなぜなぜ分析)」の方法について学びます。XCNの最大の特徴は、適度な負荷で検討漏れの少ないリスク抽出を行える点です。
身近な製品の具体例をとりあげて、XCNにおける、①製品の機能定義(機能ブロック図)、②その機能が出荷後に喪失する要因(設計リスク)のなぜなぜ分析、③外乱(環境・使用条件)と内乱(製品内部の変化)の組み合わせチェックリスト、④要因の抽出漏れを防止するためのクロスチェック、⑤各リスク要因の対策検討、をそれぞれ説明します。これらのアウトプットは、自職場での設計の見直しや、デザインレビュー・ピアレビューに活用できるほか、品質評価項目に反映したりすることで、未然防止に役立てていくことができます。
XCNのExcelフォーマット付きですので、実務ですぐにトライしてみることができます。またXCN付属のチェックリストだけを活用した、最新のLight-XCNについてもご紹介します。



■内容
0.はじめに
・講演概要(狙い)
・こんな方におすすめ
・電機メーカにおける効果と事例
・日刊工業新聞に紹介
・背景~設計起因の品質問題
・2つの「設計品質」の見える化
・めざす開発プロセス
・機能の安定性評価
・意地悪条件による評価の必要性
・特性要因図を活用した場合
・従来の設計リスク抽出・レビューの課題
・クロスチェック付きなぜなぜ分析(XCN)のメリット
・なぜXCNでモレが防げるのか
・XCNの構成と大まかな流れ

1.XCNのステップ①~機能ブロックエリア
・機能とは?
・対象システム(掃除機)の説明
・各部品(サブシステム)の働きを考える
・掃除機の4つのサブ機能とブロック図
・全体のブロック図

2.XCNのステップ②~なぜなぜ分析エリア
・用語解説:外乱と内乱
・”未然防止の”なぜなぜ分析の3つのポイント
・トップ事象の定義方法
・なぜなぜ分析の実施方法と留意点
・なぜなぜ分析のセルフチェック方法
・なぜなぜ分析の完成例

3.XCNのステップ③~チェックリストエリア
・チェックリスト作成のための情報源
・標準外乱チェックリスト
・外乱チェックリストより今回対象要因を抜粋
・外乱から内乱を想定する
・外乱と内乱の組合せを作成
・スコアリングと優先度
・チェックリストの完成例

4.XCNのステップ④~クロスチェックエリア
・クロスチェックでモレた要因を発見
・縦チェック(なぜなぜ分析のモレチェック)
・横チェック(チェックリストのモレチェック)
・実際にモレを見つけた例
・クロスチェックの完成例

5.XCNのステップ⑤~対策検討エリア
・クロスチェックまでで抽出できた外乱(設計リスク要因)
・外乱ごとに対策を考える
・対策の6分類(設計への織り込み、機能性評価のノイズ因子等)
・対策の明確化(記入方法)
・結論の記載
・XCNのレビュー方法

6.XCN-Lightの概要
・外乱チェックリストの活用


2017/01/21

滋賀県品質工学研究会で講演(エネルギー比型SN比)

 去る1月17日(火)に、滋賀県品質工学研究会(滋賀県工業技術総合センター主催)にお呼びいただき、著書「エネルギー比型SN比~技術クオリティを見える化する新しい指標」の内容を約3時間で講演しました。

 SN比というと一見、数理や計算の話で難しいと思われるかもしれませんが、本講座ではグラフを用いて感覚的に従来の問題や、エネルギー分解の方法を理解できるようにしました。その結果、SN比は数理や計算が重要でなく、技術的な機能やノイズが重要であること、エネルギー比型SN比を使用すれば従来のあらゆる問題に対応でききること、などを得心いただけたようです。さいごには、非常にたくさんのご質問をいただき、理解が深まったとのご評価をいただけました。エネルギー比型SN比を使うと、研修やコンサルティングでの理解が全く違うことを実感しています。

 またある参加者の方には「いつもの研究会は寝てしまっていたが、今回はずっと面白く、もっと聞きたいと思えるほどでした」「これまで本を読んでももやもやしていたが、今日の話ですっきりした」とのうれしいお声をいただき、講演してよかったなと感じた次第です。懇親会、2次会とお誘いいただき、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

 ご参考までに、講演の要旨を下記に示します。講演時間を適宜調整したり、演習を入れたりもできます。

1.機能性評価とSN比
 ・市場不具合の85%が設計責任
 ・後になるほど高くなる修正コスト
 ・悪魔のサイクル
 ・品質工学とは「いいものを速く・安く作るための評価・設計技術」
 ・信頼性試験に潜む、3つの壁
 ・早く・速く、市場での品質の実力が分かればよい
 ・なぜ飛躍的短時間で評価が行えるのか
 ・めざす開発プロセス
 ・品質工学習得の基本方針
 ・機能性評価の使いどころ

2. SN比とはなにか
 ・有効エネルギーと有害エネルギー
 ・SNとは何か~SN比が良い例と悪い例
 ・SN比を活用することでできること、メリット

3. 従来SN比の問題点
 ・従来のゼロ点比例SN比の考え方(SN比は入力の-2乗の単位をもつ)
 ・信号の大きさが異なるとSN比が公平に比較できない
 ・入力信号の大きさが異なる場合の例
 ・従来の非線形標準SN比の考え方(座標変換)
 ・データ数が異なると、SN比が公平に比較できない
 ・入力信号の水準数が異なる場合の例
 ・従来はSN比の種類によって計算方法がばらばら
 ・従来は計算が複雑(自由度、偶然誤差Veへの分解)

4. エネルギー比型SN比
 ・エネルギー比型SN比とは
 ・出力をほしい有効成分と、ほしくない有害成分に分けて比をとる
 ・エネルギー(2乗和)分解の計算イメージ
 ・通常の計算は、全2乗和と有効エネルギーだけ
 ・簡単な例題
 ・著書付録のツールで計算できるSN比(標示因子、不ぞろい)
 ・エネルギー比型SN比では静特性も同じ
 ・例題によるエネルギー比型SN比の効果の検証

講演スライドの一部(数式をグラフで理解する)


5.(補足)知っておきたい機能の区別
 ・エネルギー変換機能と、制御的な機能
 
株式会社ジェダイト(JADEITE:JApan Data Engineering InstituTE)

2017/01/13

製造企業セルフアセスメントが無料

 株式会社産業革新研究所が運営するものづくり.comで、製造企業の経営体質を自己チェックできる「ものづくり革新企業セルフアセスメント」が始まりました。サイトへの会員登録のみで無料で使用できるサービスです。

 経営アセスメントをコンサルティングファームにお願いするのは少しハードルが高い・・・と思われる経営者の方も多いと思います。まず上記のサービスを活用して、自己診断をしてみるのはいかがでしょうか。

 ※本サイトは非常に信用ができる方が運営しており、上記サービスを含めた質の高さや、利用における安心感はつるぞうが保証します!

 無料で企業の経営体質の自己チェックができるということももちろん良いですが、さらに秀逸なのは、このサイトでの診断結果を運営側で蓄積、統計処理して会員に有益な情報を提供していこうという姿勢です。将来的にたとえば業界別の各アセスメント項目の平均点などを公開する予定とのことで、みなさまの活用のご協力をお願いしたく、筆をとった次第です。





株式会社ジェダイト(JADEITE:JApan Data Engineering InstituTE)

2017/01/09

ジェダイト社名の由来

 本日は、新会社の「株式会社ジェダイト」の社名の由来と想いについて投稿します。

 ジェダイト(JADEITE)はJApan Data Engineering InstituTE(日本データエンジニアリング研究所)の一部ととったものです。これは日本神話にも登場する勾玉(まがたま)の材料である翡翠(ひすい)を意味します。勾玉のデザインは日本古来のものとされ、これは胎児の形ともいわれ、物質に命(タマ)が宿る瞬間を表しています。
(コーポレートロゴの「J」の内側が勾玉のデザインになっています)

※なお、日本鉱物化学会は2016年9月24日、日本の石【国石】に翡翠を選定しました。


 当社は、単なる数字や文字の集まりであるデータを分析・創出・活用するデータエンジニアリングによって、意味・価値という命を与え、お客様の生産性と価値の向上に貢献していきます。

 日本の一人当たりGDPは、1970年以降で最も低い順位(OECD34か国中20位)となったことからもわかるとおり、日本の国際競争力はかなり低下しています。我が国の税負担の問題や各種規制の問題も大きいですが、やはり日本企業の「製品・サービスの性能・品質」「研究開発・技術」という”強み”をより強くして戦っていく必要があります。

 社名の日本(JAPAN)、日本の国石であり、日本神話の三種の神器=翡翠(ジェダイト)から連想されるように、当社はデータエンジニアリングのコンサルティングを通じて日本産業復興に貢献していきたいと考えています。


株式会社ジェダイト(JADEITE:JApan Data Engineering InstituTE)

2017/01/03

あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。今年は心機一転、新しい事業にチャレンジする年です。これまで以上に、資本である健康に気を付けて、前に進んでいきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。

 さて昨日、1月2日に地元の猪名野神社に赴き、毎年恒例のおみくじを引きました。新しいスタートだけに、いつもに増して今回はいい運がほしかったですが、結果は見事「大吉」!

 「何事も繁昌して心のままになるけれど、心に油断があってはならない。ただいまより来年のことをよくよく考えてやりそこなわぬ様、十分の注意をしておきなさい」

とのこと。何事も繁昌とはありがたいですが、後半の戒めはまさにその通りですね。個別の運では、願事は「おもう通りになる」が、商売は「利益すくなし」とのこと。やりたいことはうまく立ち上がっていくが、利益はまだまだこれからというところでしょうか。

 年末は28日に個人としては会社納めで、12月は15回も公私にわたり忘年会、歓送会があり、いろんな組織単位で旅立ちを祝福していただきました。大晦日までばたばたと、事務所の立ち上げや、かたづけ、年賀状作成などと大忙しでした。元日はかみさんの実家へ、2日は下名の実家の家族を招いての宴会。本日3日はいとこ会です。どうにも、じっとしているのが性に合わないのか、何かやっていたり人にあったりするほうが、気が紛れてリフレッシュになりますね。

 明日4日からぼつぼつ仕事はじめです。はやくホームページを立ち上げて、みなさまに事業のご案内ができばと思っています。本年もみなさまにとってさらに良い一年でありますよう、心からお祈り申し上げます。今年もよろしくお願いいたします。

株式会社ジェダイト(JADEITE:JApan Data Engineering InstituTE)