2013/05/29

【今日の言葉115】

批判が気になるかって?それはノーよ。
私は抜本的な変化を求めているのであって、議論が白熱しなければ変化なんて訪れないのよ。

(フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグの言葉)

今回のQES2013の発表テーマは、過去QES金賞を取るも、いまだに賛否両論のある「逐次法」がテーマです。「議論を白熱」させ「変化を訪れ」させられるといいですね。

2013/05/26

選択科目用ノートがなんとか完成

8月に受験する予定の技術士2次試験(経営工学部門)の、選択科目(数理・情報)のための「技術ノート」約100ページが、暫定版だがようやく仕上がった。

マイナーな選択科目のため、過去問や周辺の資料から、このあたりが出題範囲だろうというのを自分で同定して、論文試験対策用の技術ノート(すなわち、選択科目を網羅する、オリジナルのテキスト)を作成する必要がある。

だいたい以下のような目次(項立て)でノートを作成した。
ハッキリ言って、QC検定1級より3倍以上は広い。


0.共通
     数理計画・解析の実務上の課題、留意点、背景、動向、

1.要予測
     総論、新製品の予測、定性手法(デルファイ法)、
     定量手法、SCM/CPFRモデル(産業関連モデル、
     市場反応分析モデル、Bassモデル)、在庫管理/発注方式、
     マーケティング(4P、経験的方法、実験的方法)、企画(P7

2.意思決定法(OR以外)
     AHP、ゲーム理論、決定木、意思決定過程モデル、
     支援システム(GDSS)、仮想評価法(CVM)、
     制約理論(TOC

3.連続最適化
     線形計画法、制約なし非線形、制約あり非線形、
     メタヒューリスティックス、多目的最適化、
     逐次近似最適化、不確実性を考慮した最適化、
      基本理論(最適性条件、双対条件、KKT条件)、
     最新手法(QE、半正定値)

4.組み合わせ最適化・整数計画
     整数計画(最小木、ナップザック、最安定集合)、
     ネットワーク理論(巡回セールスマン問題、
     最短路、最大流、最小費用流、PERT)、
     厳密解法(分枝限定法、[分枝]切除平面法、
     緩和問題、動的計画)、
     近似解法(主・双対法、実験的解析、シミュレーション)
     問題のクラス(PNP完全、NP困難)、
     計算時間(多項式、擬似多項式、指数)

5.待ち行列
     総論(分布、モデルの記述、平衡方程式、リトルの公式)、
     M/M/1/∞モデルおよび派生、ネットワーク型システム、
     [離散型/連続型]シミュレーション

6.ビッグデータ・データマイニング
     総論(定義、背景、現状、課題・留意点)、
     わが国の方針動向、
      注目テクノロジー(Hadoop、クラウド等)
      数理手法(データマイニング)、
     応用例/社会問題解決

7.多変量解析
     解析総論(留意点など)、
     重回帰分析、[正準]判別分析、主成分/因子分析/MDS
     数量化理論、クラスター分析、共分散構造分析(SEM

8.品質管理
     統計の基本、Q7N7、管理図、抜き取り検査、検定、
     分散分析、実験計画法、官能検査、TQMQFD

9.信頼性技法・システムの信頼性
     信頼性の基本、R7FMEA/FTA/ETA、設計信頼性、
     信頼性の尺度、その他(打ち切りデータ、ワイブル、
     HAZOP、ヒューマンエラー、THERP等)、

10.リスクマネジメント
     リスクマネジメント、BCP、安全管理/安全設計

11.情報マネジメント
     セキュリティ(ISMS、ソーシャルエンジニアリング、
     わが国の戦略)、知的財産権/TPP関連、
     ナレッジマネジメント、発想法、デジタルデバイド

ワープロ打ちやWEBの記事の切り貼りも一部にはあるが、「手書き」にこだわった。
なぜなら、当日の試験が手書きだからである。
筆記用の筋肉を鍛えておくべし、はさまざまな方面から忠告いただいている。

 こうして選択科目を一望して一通り学んでみると、自分が専門にしている品質工学の位置づけが明確になったたり、利点、欠点などがお互いに見えてきて、相対化できることがまず収穫である。その点についてはまたおいおい紹介していくことにしよう。

技術士としての当該分野はこれまでマイナーであったが、最近脚光を浴び始めている「データサイエンス」(第4の科学とも言われる)の登竜門的な資格になるのではないか、と密かに考えている。

本日、齢四十四になった。

 

2013/05/25

伊丹まちなかバル 2013年春

昨年の秋に始めて、地元のバルに(もちろん客として)参加したのだが、こんなにイイものとは思っていなかったので、この春のバルを楽しみにしていた。

チケットを前売り(5枚3000円)で買い、日も傾きかけたころに、いざ酒場探訪へ!
見慣れた街も、活気に賑わっており、華やかに感じる。

1軒目は、普段は少しお高くてなかなか行けない、洋風(フランスか?)料理の「アンシャンテ」へ。
中では男女3人のトリオが、ノラ・ジョーンズの生演奏をやっており、非常にいい雰囲気。
ベルギービールとバルメニュー(ロースとビーフ、その他)をいただきながら、次はとこへ行こうかと画策。

2軒目は、庶民的な居酒屋「ばくだん」。近くにいろいろと良さげな居酒屋が立ち並んでいるのだが、近所というのがまた、なかなか行かないものである。
ここでは数名の行列ができていたが、待ち行列中に冷やし樽酒が200円で振舞われていたので、もちろんゲット。冷たさが喉に心地よい。

中に入って出てきたメニューは、ぎょうざ(この店の名物)と、刺身のセット。ホタルイカは生だ。外で冷酒を飲んだので、ここで頼んだのは芋焼酎の水割り。ぐびぐびと飲み干す。

3軒目は、こんなところにこんな店があったのかという(その割には大きい看板だが)、「厨」(くりや、と読むのだろうか)。ここのメニューはこれまでで一番すごかった。5種類のオードブル的なものだったが、どれも丁寧に仕事がされた味付けで、特に肉は柔らかく、今度一度来てみたいと思わせる味だ。しかも、店内のドリンクメニューのどれでも選べたので、一番高い(であろう)白州のハイボールをいただいた。

10枚のチケットをもち、3人で3軒回ったので1枚余る。厨のすぐ近くにタコヤキ屋があったので、ここで、「タコヤキ+チジミ+ビール」のセットメニューをテイクアウトして、シメとした。

早くも秋の開催が待ち遠しい。

今年も潮干狩りで貝尽くし

先日の大潮の日に毎年恒例の潮干狩り(新舞子潮干狩り場)に行ってきた。
久々の家族サービスといったところ(良くしていただいているYさんにいつも連れて行ってもらうだけですが)。

天気が良くて日差しが強く、手足が真っ赤に。

調子がよく、午前の2時間ほどでハマグリを中心に100個程度取れたので、午後は昼寝とかしながら休憩。

潮干狩りは採るのも楽しいが、その後に食べられるのがまた楽しいところ。
左の写真は今回の釣果。ただしマテガイ(長い貝)は採るのが難しく、いただきものだ。

真ん中の写真のように、ボンゴレロッソと、レンコン・パプリカなどで一緒に蒸したものと、マテガイのオリーブオイルソテー。ワインは、その辺にあったデイリーもの。

中腰と砂掻きで数日は筋肉痛に悩まされることになるのだが、年中行事ということで来年も楽しみにしている。


2013/05/02

【今日の言葉114】

問題のすべてに一つひとつ対応する必要がないことが分かります。(中略)一つか二つのコアの問題が他のすべての問題の原因なんです。問題のほとんどは症状であって、問題ではない。

(エリヤフ・ゴールドラット「ザ・ゴール」より)

品質工学では、たくさんの品質特性の問題は、一つか二つの個さの問題、すなわち基本機能がきちんとスムーズに働かない問題から生じているとしています。

TOC(制約理論)も品質工学も全体最適を志向する点ではよく似ていると思います。

また同氏は、以下のようにも表現されています。

ものごとは収束していく。深く掘り下げれば掘り下げるほど、共通の原因が現れてくる。

(同氏「ザ・チョイス」より)

鴨のロースト第2弾

 前回の鴨ロースト(ベリー系ソース)がおいしかったので、また買ってきました。1パック300数十グラムで800円ほどです。塩コショウしてローストしたものを、今度はオレンジ系ソースと柚子コショウでいただきました。全然クセもないし、牛肉よりうんとコスパがいいですね。

 ワインはスペイン産のピエドラス・ロハス・テンプラニーリョ。近くの酒屋で2本2000円でしたが、フルーディで結構いけましたよ。

 GW中は、娘の学校が休みの日は出かけけたりしての家族サービス、平日は家でみっちりと受験勉強と、フル回転です。明日からまた連休に入りますが、体調を壊さないように、おいしいものも食べながら、引き続きフル回転で行きたいと思います!