2013/01/09

25年度技術士試験要綱が発表

1/7に25年度の技術士試験要綱が発表になった。
新しい情報としては、2次の筆記試験が8月4日(日)に決定したこと。
夏休みのど真ん中である。例年だとちょうど1週間ぶち抜きで北海道に行くシーズンである。
こうなれば、前半の休み(7月末~8月上旬)は受験に打ち込める。例年の北海道旅行はとりあえずペンディングだ。

 技術体験論文がなくなって、その代わりの一部が業務経歴書の700字程度の業務内容詳細記載欄に以降するという事前の情報だったが、ふたを開けてみればそのとおりで、720字で業務経歴のうち1つを詳述するようになっている。ここまで当たっていれば、これはもう予想というより、関係者の中では既定の路線だったのであろう。

 それはともあれ、この720字というのが結構曲者である。しかも図表は不可ときている。ためしに、「これは」とおもう経歴を1つ選んで書いてみたが、少し説明しだすと720字などすぐに埋まってしまう。かといってあまり簡潔な表現では、分野外の審査官の方にすんなり理解してもらえるかどうか。面接でこれも資料に使われるということなので、口答での説明の余地はあるのだろうが、かなり文章を練らないと書きにくいのは確かである。幸い、知人に経営工学部門の技術士の方がおられるので、いずれ相談させていただくつもりだ(ものづくり革新ナビのKさんです)。

 技術部門は経営工学と前から決まっていあたが(他の部門もありえるが、またの機会に取ってもよい)、迷っていた選択科目は「数理・情報」でいくつもりだ。そのほうが経歴が生かせるし、技術士取得後もカラーを出せると思ったからだ(おそらく、生産マネジメントは大勢いらっしゃる)。

 さらに、専門とする事項はいろいろ考えたが、やはり「品質工学」のワードはいれようと思う。先日ネットで探していたら、専門とする事項が品質工学で同部門の技術士の方がおられたので、「いける!」と思った次第だ。

 とにかく8月までは勝負である。それが終われば筆記試験合格者のみ、冬に面接ということで、少し息をつける。土曜から昨日あたりまで風邪がひどかったが、そろそろ復活なので、またエンジンをかけなおしていきたい。
 

2 件のコメント:

kazz さんのコメント...

貴方の資格に挑戦される姿には頭が下がります。Kazzは年ですから資格にはまったく興味がないので年齢の差を感ずる次第です。
品質工学の考え方はパラダイムが違うので理解してもらうことが大変でしょうが、800時程度で説明できることではないですね。
先日、大阪の技術士会で皆さんに品質工学の話をしましたが、まったく理解されずがっかりしました。

つるぞう さんのコメント...

Kazz先生

資格は目的はありませんが、継続研鑽のモチベーションにはよいマイルストーンになります。

昨日、技術士経営工学部門の受験セミナーに行ってきました。大阪工業大学・技術マネジメント学科の先生とお話しました、私が思っているよりも品質工学の認知度は高かったように思います(人によるのでしょうか)。

もう一人の技術士の方は「母集団のデータが少ないと何にも分からない」という旨のことをおっしゃられていたので、機能性評価の考え方(n=1での評価)をご存知ないのでしょうね。