JUSEパッケージの30周年ということで、久米均先生らの基調講演あり、事例あり、また参加者にノベルティのプレゼントありで定員100名大入りの大盛況。
下名からは告知のとおり、StatWorks/V5(品質工学編)(R)に搭載された、エネルギー比型SN比のメリットや使いどころを紹介。
(後日、上記リンクに予稿論文が掲載される予定)
論文ではあとでロジックがきっちり追えるように数式を多用した書きぶりだったが、スライドでは考え方を図示して説明。そういえば、午前の久米先生の講演で「数式を図で表せるようにならないと、本当に理解したことにならない」といったことをお話されていた。
聴講者の方々の反応も良好。2つご質問を受けたので紹介する。
Q1. エネルギー比型SN比はSβとSNの分解だけで非常に分かりやすいと思うが、SNをさらにSN×βとSeに分けて分析してみたい場合もあるのではないか。
A1. 品質工学における機能性の評価や比較という目的では、有害成分のさらなる分解は必要ない。しかし、評価ではなく分析が目的の場合は分解することもあり得る。
Q2. エネルギー比型SN比は非常によいと思ったが、結局、田口先生のSN比とエネルギー比型SN比のどちらを使えばよいのか。
A2. エネルギー比型SN比を発表して7~8年になり、いろんな方とも議論してきたが、エネルギー比型SN比でまずい事例というのを聞いたことがない。SN比の役割としてエネルギー比型SN比ですべて包含されていると考えている。ただし、過去の書籍内の数式のトレースや演習問題の答え合わせをしたい場合は、田口先生のSN比を使うケースはあるだろうと思う。
終了後に、不動産鑑定士のYさん、日科技研のTさんと打ち上げ会。ごちそうさまでした。
エネルギー比型SN比についても、まとめる時期にきている。
2 件のコメント:
ありがとうございました!Tです.
つるぞうさんのご発表,かなり好評だったようです.
分かりやすいと評判でした.さすがです!m(_ _)m感謝
今後共,よろしくお願いいたします.
ところで,あの時,食べ過ぎました….つい解放感で.うぷ.
Tさん
コメントありがとうございます。
シンポジウムではいろいろとお世話になりました。
講演内容がマニアックだったので、できるだけ初めての方にも分かるように説明したつもりです。
分かりやすいとのご感想をいただき、ほっとしています。
また飲みにいきましょう!
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