2016/10/08

標準化と品質管理全国大会2016 終了

 2016年10月6日、7日の2日間で盛大におこなわれました標準化と品質管理全国大会2016 が成功裏に終了しました。話では、1300名もの参加申し込みがあったとのことです。

 下名は2日目の11:30~12:40の品質セッションに参加。「これでわかった! 超実践 品質工学」と題して講演を行いました。350名定員のホールが満員となり、お蔭さまで大盛況でした。講演では、開発設計現場に寄り添った品質工学の進め方の紹介を中心に、機能性評価(開発設計上流での品質の見える化)における機能定義とノイズ因子抽出の重要性を紹介しました。

 ■当日のスライド講演資料は後日、上記大会のHPに掲載される予定です。

 質疑応答はメーカやコンサルティングファームの方から、計3件でした。①ソフトウェアや、ソフトウェアと連携して動くハードウエアの評価方法について、②三菱電機における品質工学の推進方法の工夫について、③自動化できる部分とできない部分の区別と後者の場合の対応方法について、でした。

 セッションの司会は、リコーの細川さんに行っていただきました。おかげ様で大会場でもリラックスして講演を進めることができました。さらに、手島さんやのっぽさんなど、数多くの品質工学関係者の方にもご参席いただきました。あわせて御礼申し上げます。

 講演後は、書籍売り場に出向いて販売支援を・・・と思い講演後すぐに駆け付けたのですが、うれしいことに、下名が到着したときには、著書は完売しており、郵送販売のみになっていました。新聞掲載以来、アマゾンのほうも売り切れとなっている状態で、すぐに読まれたい方には申し訳なかったですが、うれしい悲鳴でもありました。たくさんの聴講者のかたから「わかりやすかった」「当社でも実施していかなくてはならないと感じた」などのご感想をいただき、名刺交換や、今後のおつきあいの話などいろいろと発展がありました。非常に有意義な大会だったと思います。

 最後になりましたが、非常に大きな大会で日本規格協会の方々のご準備は大変なものであったと想像します。理事や役員クラスの方から多数のご挨拶もいただきました。ここに御礼申し上げます。

 今回の講演を聞き逃した方は、11/22(火)の京都品質工学研究会にて今回講演の拡大版(2時間以上)の内容で講演いたしますので、ご興味のある方は下記までお問合せください。

京都品質工学研究会事務局
京都府中小企業技術センター 基盤技術課(山口)

TEL 075-315-8633 FAX 075-315-9497
E-mail qe@mtc.pref.kyoto.lg.jp

株式会社ジェダイト(JADEITE:JApan Data Engineering InstituTE)

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