恥ずかしいのは、負けないこと。
近代資本主義下の現在社会において、勝負を避け続ける思考プロセスは、世の中を悪くする重要なひとつの原因である。
心がけの正しいギャンブラーは、損失をリスクを取った結果として消化することができる。
その負けを消化できる者だけが、真のリーダーとして上に立つ資格を持つことができる。
(大阪商業大学学長でカジノ研究家の谷岡一郎 著書「負け方の王道」より)
世の中、人生のあらゆることはリスクと決断の勝負事の連続。
勝負事で自身の胆力(判断力、決断力、行動力、責任力)を鍛えることは重要だと思うのです。
少子化(告白しない、結婚しない、子供作らない…)や、
デフレ(将来が不安だから使わない、買わないから価格が安くなる…)、
粉飾や偽装(エリート社員が経営者になってもリスクをとれないから経営がじり貧になる、失敗は隠したい…)など、社会問題はほとんど日本の「勝負しない、リスクをとりたくない、現状維持でいい(実際はじり貧になる)」思考が原因なんじゃないかなと思えますね。
谷岡先生の一連の著書は、普段公営ギャンブルなんてやったことない人こそ、必読です。起業はもとより、管理職やリーダーになる人はリスクや損失に対する免疫はつけておいたほうがいい。そういう免疫のないタイプの人には、これらの著書人生の行動指針になると思います。統計的知見+勝負の醍醐味に基づいた内容ですが、読むのにはそれほど統計の知識は必要ありません(統計的知識があったほうが納得感は強いですが)。
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