2023/09/08

【今日の言葉164】ノマド型の生き方

  自分の持っている良さを行った先に移植しつつ、自分もそこから新しい良さを吸収し、一回り大きくなって次に行く、そういう人生だ。

(コンサルタント名和高司氏の著書より)

 ノマド型の生き方は二つの意味で面白い。ひとつは、定期的に集団生活を送ることだ。集団生活を行うので、理解が深まる。自分の足跡も残る。集団の中で行動をするため、周りをある種、活性化させる。
 もうひとつは、そういった環境からあえて別れを選ぶところだ。次の旅に出ていって、今度は旅先で、また同じような形で新しい文化に染まっていく。
 すなわち、ノマド型人生とは、自分の持っている良さを行った先に移植しつつ、自分もそこから新しい良さを吸収し、一回り大きくなって次に行く、そういう人生だ。
(中略)
 
自分が何をしたいかを考えて、自分の次の人生を作るということ、投資をするということだ。人生百年時代、ひとつの会社だけを勤め上げることはない、ということをはじめから意識しているべきなのだ。
(中略)
 要するに、自分を型にはめずに、あえて宙ぶらりんにしておく。その場に貢献しつつ、自分もその場から吸収しつつ、次の展開を考える。
(中略)
 しかし、ここで、異質なものと同化しつつも、自分らしさを持ち続けることが重要だ。自分の軸を持ちながら、相手の優れたところを新たに取り込んで、ハイブリッドに生み落とす。そうした力がある限り、新しい場所に行ってもつねに価値を生み出すことができる。





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