2025/06/03

開発リーダーの「アンラーニング」時代に最適なDQL(設計品質リーダー育成コース)

アンラーン(unlearn)」は、「学び」を否定するのではなく、これまでに学んだ知識や技術を振り返り、「思考のクセ」から脱却することで、知識や経験をより良く活かすためのプロセスです。変化が激しい現代では、特に、ある分野で知識や成功体験を重ねてきた人ほどアンラーンが必要とされます。製造業のエンジニアの皆様も、長年培った技術や特定の開発・設計手法、あるいは組織固有の慣習 に無意識のうちに「思考のクセ」がつきやすい立場におられます。日本の組織文化においては、厳格な解雇規制やメンバーシップ型雇用慣行が根強く、特定の環境への過剰な適応(「カルチャー対応スキル」への偏り)が進みやすく、これが「茹でガエル」 のリスクにつながる可能性があります。


設計品質リーダー(DQL)育成コースは、このような日本の組織文化に適合しつつ、持続可能な競争力を持つ人材、すなわち変化に対応できる柔軟性 を持ち、過去の成功体験の呪縛 や「問題解決症候群」(問題は与えられ、正解があり、誰かが教えてくれるものだという思考)から脱却できる自律的なリーダー を育成することを目指していると考えられます。

このコースが単なる技術習得にとどまらず、経営の実行を担えるリーダー育成を目的としている点は、アンラーンにおいて重視される「学びの手段化」からの脱却 や、成果だけでなくプロセスの探求 を重視する「アンラーン論」 の考え方と共通しています。

DQLコースを通じて、受講生であるエンジニアは、特定の環境に最適化しすぎた「カルチャー対応スキル」 だけでなく、普遍的な「スキル」 としてのテーマ設定能力やプレゼン能力、リーダーシップ などを習得します。これは、自身の「コア」 を再認識し、どんな環境でも通用する力を養うことに繋がります。

組織にとっては、テーマあたり平均1億円、合計120億円以上の効果試算という具体的な事業成果に加え、人材育成方法の仕組み化や、変化に強く自律的に経営を実行できる部隊を獲得できるメリットがあります。これは、組織レベルでのアンラーンを通じた適応力強化や、多様な人材の主体性を活かす組織文化の醸成 に繋がる可能性があります。

このコースは、既存の慣習や思考の固定化から脱却し、本気で組織を変革したいと考える企業 に向けたものです。


DQL育成コースの主な特徴 

  • 対象:日本の製造業の技術人材(企画、開発、設計エンジニア)
  • 目的:持続可能な競争力を持つ人材、特に経営の実行を担える自律的なリーダーを育成
  • 成果:組織文化の変革、継続的な事業成果、人材育成方法の仕組み化、自律的な経営実行部隊の獲得
  • 実績:7年間で5社13期100名以上のリーダーを育成、テーマあたり平均1億円、合計120億円以上の効果試算(経営幹部確認済み
  • 習得内容(受講生):テーマ設定・解決能力、プレゼン能力、リーダーシップなど
  • 対象企業:本気で組織を変えたいと考える企業
  • 募集枠:限りあり(現在2社様まで募集)

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