月例の関西品質工学研究会に先立って、造幣局を見学。貨幣の製造工程を見た後、局内の桜と桜ノ宮公園沿いの桜を散策しながら、会場へ。今回は司会に発表にWGに大忙しだ。
研究会では、パラメータ設計における利得推定と確認実験の方法を相談した。利得推定では、全部の因子を用いて推定するほうが良い、との結論になった。詳細は機会があればということにしよう。いずれにせよ、大きく改善できるようなシステムを考えることのほうが、技術者にとっては大切ということだ。パラメータ設計の発表はアプリケーションのものが多いが、疑問や研究課題はまだまだ多いと見る。QES2013ではそのあたりに一石を投じたい。
新しいWGの立ち上げでは、広義のQCの理解深堀のために、マツダのTさん(実は、このWGは5人ともTさんなのだが)に、広義のQCに関する講義を行っていただいた。今後、このWGは、品質工学の技法、教育方法、考え方の高度化を標榜するとして、「QE高度化WG」と名づけた。詳細はまだまだこれからである。
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