2012/10/15

技術士1次試験答え合わせ (2)専門科目-1

いよいよメインの専門科目(経営工学部門)である。2時間の試験は、35問の出題でそのうち25問を選択して回答する形式である。10問捨てても満点が取れる試験で、ポイントを抑えた学習をしていれば大丈夫。下名の場合、ロジスティックス、梱包、QFDなどの不得意分野は最初から捨ててかかった。

過去問で模試した感覚では、かなり時間がタイト(平均4.8分)なので、分かる問題音範囲で、(1)不適切な文章を選ぶ問題→(2)適切な文章を選ぶ問題→(3)組み合わせや数を問う問題→(4)計算問題の順でやっつけることに決めていた。(1)~(3)は短時間で解ける問題が多いので、そのなかで25問近くを確保して、足りない問題数文だけ、解けそうな計算問題を選択することにした。※計算問題は時間が掛かるだけでなく、本来分かる問題もちょっとしたミスで間違ってしまうリスクが高い。

2時間あるので、問題用紙を配られれたら、まず全問題に目を通す。このような全体の計画が非常に重要である。全問通してみた結果、その時点でほぼこの科目の合格を確信。問題の大半が過去問と同じか類題なのである。今回の受験者は、過去問をしっかりやって、あとは取りこぼさなければボーダ(基礎科目が最低ラインとして14問以上)は余裕だったのではないか。

事前の模試では時間がタイトだったが、過去問が多かったので、今回は1時間強で25問以上を自信をもって解き終え、しっかり見直し、25問選択の吟味を行うことができた。結果は事前の宣言どおり、25/25問の全問正解だった。以下簡単に振り返る。

問1.(選択): 選択肢②の「視点移動の往復間隔を長く」・・・これは疲れるでしょう。余裕の正解。

問2.(選択): 見た瞬間、過去問と同じ。正解。

問3.(選択): 外段取りは機械が動いているときに行うので、明らかに×。正解。

問4.(選択): 過去問では観測時間から標準時間を求める形式のよく似た問題がでていたので、うっかりひっかかった人が多かったのでは。今回は、標準時間から観測時間を求める。計算は簡単。正解。

問5.(選択): 見た瞬間、過去問と同じ。正解。

問6(選択): 選択肢③は分子と分母が逆なのが明らか。ナントカ率の説明文で分子分母逆はよく出る(アベイラビリティ、工程能力指数、能率など)。選択肢①の「活性示数は・・・取り扱いの手間」というのが一見逆(活性示数はすでに取り除かれた手間の数)だが、過去問ではこの選択肢は正しいことになっていたので、迷わず。正解。

問7.(非選択): 選択肢①の「現品管理は・・・作業の進捗状況」でかなりの確率で×だが、ほかの問題のほうがより地震があったため、涙を呑んで?非選択に。

問8(選択): 在庫水準と経済的発注量EOQを混同させる問題は過去にも出た。正解。

問9、問10.(非選択): 100%の確信なく、ばっさり。

問11、問12.(選択): 見た瞬間、過去問とほぼ同じ。正解。

問13.(選択): 得意分野のQCの問題。この問題は消費者危険と生産者危険が逆という誤りというパターンが多いが、今回は違った。実力で正解。

問14.(選択): これもQC。計算問題なので後で解いたが、簡単すぎて本当に大丈夫か3回ほど見直したほど。正解。

問15(選択): これもQC。見た瞬間、過去問とほぼ同じ。正解。

問16(非選択): なじみが薄いせいもあるのだろうが、QFDの問題は細かい。ばっさり。

問17(選択): QC関連。基本的な分散分析のサービス問題。ほいほいと正解。

問18(選択): QC関連。見た瞬間、過去問とほぼ同じ。正解。

0 件のコメント: