来年度から、技術士試験(1次、2次とも)の方法が大幅に改定される。
2次の改定内容は以下。
(1)筆記試験(必須科目)
筆記試験の必須科目を択一式とし、技術部門に係る専門知識を確認する。試験問題の作成に際しては、極端に難易度が高い出題とならないよう留意する。合否決定基準に満たない者については、記述式試験の採点を行わない。
(2)筆記試験(選択科目)
従来の選択科目については、解答数の2倍程度を出題数の目安とする。
選択科目に課題解決能力を問う記述式試験を新設する。出題する課題は2問程度とし、普遍的な課題からも出題する。
(3)技術的体験論文
技術的体験論文は廃止する。受験申込み時に提出する業務経歴票について、技術的体験をより詳細に記載できる形式とする。
(4)口頭試験
経歴の確認、応用能力及び課題解決能力、技術者倫理、技術士制度の認識について問うこととする。技術者倫理については、実務を踏まえた試問を重視する。
試験時間は20分程度を基本とし、必要がある場合は10分程度延長することを可能とするなど、弾力的に運用する。
要するに、必須科目は択一試験(以前に逆戻り)、技術的体験論文は廃止で、業務経歴票に統合、口答試験は45分から20分に大幅短縮ということだ。
なお、択一試験については、過去問が技術士会HPに掲載された。
改定の意図や、難易度がどうなるのかなど不透明な部分が多いので、新技術開発センターのガイダンス「平成25年度技術士試験はこう変わる!!-受験対策と新規問題予想事例公開」(12/15@大阪)を申し込んだ。まずは情報収集だ。
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