2011/08/10

北海道紀行2011(その2)

 7/24(日)は朝は小雨模様。中札内花フェスタ(個人庭園のガーデニング)の時期だが、思ったほどの規模でもなく、各拠点も点在しているため、今回はパス。中札内の道の駅にいって情報収集。ここでハスカップのソフトクリームを食す。さっぱりしていて旨い。併設されていた、豆の資料館ビーンズ邸に。豆料理のレシピが書いてある栞があったり、落書きノートがあったりで娘にも意外に好評。

 近くに花畑牧場があるのを知り、おやつを調達がてら寄ってみることに。結構な規模で、田中君儲けてまんなぁ~という感じ。甘いもののほかに、晩酌用にホエー豚を使用したジャーキーとサラミも買い込み、結局田中君を儲けさせることに。

 さて本日のメインは一路南に脚を伸ばし、襟裳岬方面へ。函館、稚内、根室などとならぶ陸の孤島で、期間の限られた旅行ではめったに行けない(下名自身も襟裳は17年ぶり)。途中、太平洋に面した湧洞沼に立ち寄る。道路一本を隔てて、片方は太平洋、反対側は沼と言う面白い地形(サロマ湖のようにつながっているわけでもない)。沼の北側から入って、南に抜けることはできず、行き止まりをUターン。ここで意外に時間ロス。

 ここから100km強の襟裳岬に向かうには、もう11:00を過ぎており、昼食をどこで取るか思案。道すがらの町である広尾で適当な店を探すこととした。「おいしい町広尾へようこそ」の看板に期待。ちょうどノボリが出ているすし屋「鮨正」へ。ノボリの「極上ハモ重」のワードに惹かれて、レッツゴー。これが大当たり。写真のようにお重におかずがついて、1200円。子供用に頼んだ生ちらしも780円と、リーズナブル。ハモは表面はパリッと、中はとろけるほどやわらかく、またウナギほどシツコクないため、さらっと食べられてしまう。北海道でハモというイメージがなかったが、釧路から襟裳の沿岸にかけて、年中取れるそうな。広尾は3.11の大地震のときに津波が押し寄せた場所として知っていたが、見た感じではその影響は少なく一安心した。

 おなかも膨れたので、黄金道路を越えてさらに南下、百人浜(心霊スポットとしても有名)を横目に襟裳岬に到着!いわゆる写真スポットからさらに徒歩で突端まで歩き、最南端に到着。すでに天気は回復しており、襟裳の雄大な岩礁風景を見ることができた。よく見るとアザラシが海面から浮いたり沈んだりしているのも見えた。

 宿泊地の帯広まで一気に車を飛ばし、北海道ホテルに到着。朝食のみのお手ごろなプランとしていたので、晩御飯は帯広の夜を楽しみながら、ということに決め込んでいた。その第一目的が、帯広競馬場の「ばんえい競馬」のナイター。帯広競馬場の入り口付近はショッピングモールのようにとても華やかで家族連れOKの雰囲気(中に入るとさすがに地方競馬の雰囲気)。ビールとつまみ等(+ばんえい競馬版の競馬ブック)を買い込んで、まずは2レースほど様子見で観戦。すべてのレースが同じコース(直線200m、坂越え2回)で行われる。600kg以上の斤量を曳いての競争はそれなりに迫力。準メインとメインレースの2レースに参戦。両方的中したが、馬連で240円、160円の超低配当で取って損。でも夕涼みしながらのナイターで十分に楽しめた。

 晩御飯は北の屋台でと思っていたが、行ってみるとこれがどの店も満席で、しかも思っていたよりずいぶん規模が小さい。子供連れということもあり、落ち着かない雰囲気だったので見学のみとした。近くに「鉄ぺい」というラーメン屋があったので、ここで済ませてホテルに戻った。北海道ホテルには、例の植物性モール温泉の大浴場があり、ここで長距離運転の疲れを癒した。

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