Kazz先生の掲示板
http://www2.ezbbs.net/12/kazz/
にも投稿しましたが、記録のためこちらにも転載します。
機能限界であるLD50から安全率や許容差を求めるときに、以前から疑問に思っていたことがありますので、皆様のご意見をいただきたく。
放射能の例でいきますと、LD50=4000mSvが仮に正しいとした場合に、個人差による放射能への耐性は4000mSvの周りでばらつきますね。
このとき、その個人差の大きさにかかわらず、許容差が一意に決まる理屈がいまいちすっきりと理解できません。
LD50が同じでも、人の放射能への耐性が大きく分布しているとき(例えば100~8000mSv)と、分布が小さいとき(例えば3500~4500mSv)とで、安全率は同じでよいのでしょうか?
(感覚的には、100mSvで死んでしまう人がいる前者のほうは安全率を大きくとりたい)
これは線量を許容値内に維持するコストより人命コストが十分大きいことから来る錯覚なのかもしれませんが。。。
1 件のコメント:
昨日はお世話さんでした.
安全率は経験則ですから,経験の範囲でのばらつきを無意識のうちに考慮した結果として得られたものでしょう.未経験の問題にそのまま適用してもいいかどうかは,時の運かもしれません.
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