2014/03/09

論文再現:H25技術士2次試験(経営工学-数理・情報) Ⅱ-1-2

問題Ⅱは3問(4枚)で2時間と非常にタイトな回答時間で書いたもの。

4問中2問を選択する問題Ⅱ-1からは、在庫管理に関する設問(本問)を選択。

一見、「生産マネジメント」科目の問題に見えるが、「数理・情報」の専門科目の問題として問われているので、発注点や安全在庫量などの管理指標を数式を用いて説明する必要がある。1枚しかないので、必要な内容を手際よくまとめるに苦労した。
本再現論文では訂正しているが、1.節の文章で、定期と定量を逆に書いてしまった点は原点されただろう。2.以下の記載は特に問題ないはずである。

(問題文は技術士会HPより引用)

再現論文(A評価)

1. 2つの在庫方式
 横軸に品種、縦軸に使用金額をとったABC分析では、使用金額が多いAグループには定期発注方式、金額が少ないCグループには定量発注方式が適用される。

2. 定量発注方式
 【定義】定められた在庫水準(発注点)に達した時点で定められた量だけ発注する方式である。発注点=調達リードタイム×1日当たりの平均使用量+安全在庫量、安全在庫量=安全係数×使用量の標準偏差×√(調達リードタイム)で求められる。発注量は発注費用と在庫費用がバランスする経済的発注量を用いる。
 【特徴と留意点】発注業務や管理の工数が少なくて済むという特徴がある。一方、需要が安定した品目にしか適用できない点に留意する必要がある。
 【対象品目】需要が安定な文房具などの備品や、よく使用するネジなどの例が挙げられる。

3. 定期発注方式
 【定義】一定周期で需要を予測しながら、毎回異なる量を発注する方式である。発注量=調達調整期間の需要量+安全在庫量―発注時の在庫量―発注残となる。
 【特徴】需要の変動が大きい場合でも使用できるという長所がある。一方、発注毎に需要の予測が必要なため、管理工数がかかることに留意する必要がある。
 【対象品目】需要変動が大きい使用頻度が低い部品や、特注品などの例が挙げられる。以上

(※無断転載、再配布禁止。本論文は、著作権法により保護されています。)

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