2018/03/07

直交表と品質工学⑨

まとめ 品質工学で使用する実験計画

1.パラメータ設計の内側直交表(制御因子)
 ・L18直交表を主に、L36、NOA18 など
 ・交互作用を因子の効果に交絡させて交互作用の有無(下流の再現性)をチェック

2.パラメータ設計の外側直交表(ノイズ因子)
 ・L12を主に、素数べき型のL4、L8を使用することも
 ・ノイズを調合(N1,N2)した場合は、信号因子とは多元配置(2元配置になる)

3.MTシステムの項目診断、項目選択
 ・素数×4型(L12、L20・・・)を主に、素数べき型も

4.殆直交表はNOA18以外ではQEでの使用例はあまり見かけず

5.SSDは多数の因子の荒いスクリーニングに使えるとの報告もあるが、最終的に直交表での下流再現性確認が必要なため、最初から直交表を用いるのが望ましい。

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株式会社ジェダイト

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