2009/02/16

「Dawn」紹介記事


当時の、アルバム「Dawn」の紹介記事です。

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 名宮和希(ナミヤカズキ)は7月21日にデビューしたばかりの新人アーチスト。彼のデビューアルバムが「Dawn」。インディーズ版ながら楽曲のクオリティーの高さは驚くばかりだ。

 M1「Dawn」はアルバムのと同じタイトルのオープニングッチューン。不思議なコード感とジャングルを取り入れた独特のリズム・・・いやがおうにもこれからの展開が気になる始まりだ。今流行りのリバーブをかけない生っぽいボーカル。転調にさよるサビの部分では美しいハイトーンが聞かれ、いきなり一曲目からナミヤワールドに引き込まれる。ひさびさにオリジナリティーのあるポップスに巡り合えそうな予感。

 M2「両手は空へ」、M3「Somebody's Pain」でもハイトーンボーカルの本領が発揮され、彼のボーカルセンスと、メロディーのポップセンスに驚かされる。特にM2は今後いろんなメディアでも露出していくそうだから要チェックだ。

 M4「ブルウデイテモ」はセツナ系の佳曲。サビ頭の「ブルウな~」の部分は一度聞くと忘れられないほどのインパクト。何気なくなっているバックのリズム体にも注目。非常に凝った仕上がりになっている。

 M5「Girl'99」、M6「バランス」は一転してリズミックでキャッチーなポップナンバー。畳み掛けるようにキッシリつまった歌詞も難無く歌いこなせている。特に「Girl'99」は聞いてみると、歌詞の脚韻が小気味の良い。

 M7「The End of the Inoccence」はこのアルバムの最後を締めくくるプログレッシヴロックだ。カッチリと作り込まれたアレンジと歌詞の世界を堪能して欲しい。

 本当にナミヤの音楽性は広く高い。しかも独自の世界観がある。このアルバム製作に際して、作詞作曲はもちろん、編曲までほとんどを彼一人で手がけたそうだ。まだ22歳の学生と言うから今後の将来性が楽しみでたまらない。近い将来のブレイクに先駆けて、さっそくチェックしてみては? オフィシャルのウェブサイトhttp://www.kt.rim.or.jp/~namiya/top.htmlでも情報公開中。CDはTower、HMV、TSUTAYA、WAVEなどの有名レコード店で発売中。

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なお、今は長瀬弘樹(本名)でオフィシャルサイトは以下になっている。
http://www.cansoon.com/~moomin/top.html

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