2014/08/31

H26年度技術士2次試験問題が発表(2)

つづいて、選択科目。論文形式のこっちが本番だろう。

Ⅱ-1.選択科目(専門知識及び応用能力)

下名が昨年度受験した数理・情報について。
昨年と同じく、4問中2問選んで、原稿用紙各1枚で回答。

Ⅱ-1-1. 回帰モデルの評価方法
Ⅱ-1-2. AHP(階層分析法)
Ⅱ-1-3. 実験計画法の分割法
Ⅱ-4-4. テキストマイニング

いずれも応用能力まで問われているので、定義や手順に加えて、留意点などを要領よくまとめる必要がある。
問題のレベルは昨年と同程度と感じるが、やはりこの試験は幅広く勉強しておかないと、問題選択の幅が狭くなってしまう。
下名の勉強ノートでは上記の1,2,3は対策できていたのでこのなかから選ぶことになるが、3は原稿用紙1枚(図表を入れるのは苦しい)では説明しきれないので、1と2を選択すると思う。4は初出だったと思う(本は持っているが、詳細まで準備していなかった)。

生産マネジメントについても注釈。

こちらは、1.バスタブカーブ、2.統計的検定、3.IE分析手法とECRS、4.FTA である。
3.を除けば、え?これが生産マネジメントの問題?数理・情報では?と見間違えるような出題で、生産技術分野やIE分野の受験者は参ったのではないだろうか。統計・信頼性技法は数理・情報のなかの専門とする事項の例として挙げられているのである。一方、昨年は数理・情報のほうで在庫管理の問題が出たのだが。

いずれにしても、作問者のローテーションの関係なのか、問題の分野に偏りや、専門科目にあまりふさわしくない問題が出ている印象があり、4問中2問という制約のなかでは、受験生によって「当たり外れ」がでやすい内容になっているのではないかと危惧する。

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